5色コントロールデッキは決まった型が無いので採用するカードの選択肢がかなり広いです。
それは手札補充にも言えることで、手札補充用のカード1つ取っても候補はたくさんあります。
「選択肢が多過ぎてどれを選んだらいいか分からない」と思われるかもしれませんが、ここでは5色コントロールデッキで使えそうな手札補充を紹介していきます。
正解はありませんが、デッキ作りの際の参考になれば幸いです。
手札補充カードの選び方
マナブーストカードを選ぶときにも言いましたが、単なる手札補充カードを入れるよりも、手札補充+何かができるカードを入れた方が扱いやすいです。
手札補充は強いですが、手札が増えるだけで場のカードに対処できるわけではありません。
準備の段階では有効ですが、すぐに相手のカードに対処しなければならない時、手札補充だけでは対処できるカードを引けても対処が一歩遅れてしまいます。
なので手札補充カードを入れるときも、手札補充をしつつ動けるカードを採用しましょう。
そうすることで出遅れることなく動くことができます。
手札補充カード達
Dの博才サイバーダイス・ベガス

手札補充用カードとして真っ先に紹介しておきたいのが「Dの博才サイバーダイス・ベガス」。
ターン終了時に1枚ドローすることができます。これがあるだけでかなり手札が減りにくくなります。
そして注目するべきはDスイッチ効果。
相手クリーチャーの攻撃宣言時に発動でき、手札からコスト7以下の水の呪文を唱えることができます。
水文明の呪文には相手を妨害する効果が多く、それらを攻撃宣言時に唱えることができるというのはとても強力です。
攻撃宣言時に相手クリーチャーを除去できれば攻撃を中断させることができるので、かなりの防御性能を発揮します。
水文明の呪文が手札になければならないものの、永続的なドロー効果に加えて強力な妨害効果を併せ持つのがとても魅力的です。
「Dの博才サイバーダイス・ベガス」を入れると、デッキの水文明の呪文は相手の攻撃宣言時に唱えられると強力なものを入れたいところです。
ただ水文明は手札補充の役割も担うので、手札を増やしながら相手の除去ができるようなカードを入れるのが望ましいですね。
デモンズ・ライト

相手を除去しながら手札を増やせるのが「デモンズ・ライト」です。
順調にマナをためていれば、4マナあたりになれば手札は切れてきます。
なので4コスト帯には手札を増やせるようなカードを入れておきたいのですが、そこで役に立つのが「デモンズ・ライト」。
2枚ドローしながら相手クリーチャーのパワーを下げられます。少なくとも自分の手札は2枚あるはずなので最低でもパワー2000以下のクリーチャーを破壊できますね。
パワー2000のクリーチャーには「ヤッタレマン」を始めとしたコスト軽減クリーチャーがいたりするので、除去しておきたいカードは多いです。
うまく相手のシステムクリーチャーを除去できれば相手の動きを鈍らせつつ、こちらはドローで次につなげられます。
手札が増えてくればパワーのマイナス量も増えるので、単純な除去カードとしても扱えます。
「Dの博才サイバーダイス・ベガス」で唱えれば、相手のクリーチャーを除去しながら自分はドローできるのでとても相性が良いです。
文明も優秀です。
水と闇の2文明なので、「龍仙ロマネスク」のような火・自然・光の3文明を持つカードと合わせることで、2枚で5文明を揃えられます。
「フェアリー・ミラクル」などの5文明必要なカードの条件を満たしやすくしてくれますね。
効果も単純に強力ながら、「Dの博才サイバーダイス・ベガス」との相性、文明の調整など果たしてくれる役割は多いです。
枠が許されるなら積極的に入れたいカードです。
ドンドン吸い込むナウ

相手クリーチャーを手札に戻しながらカードを持ってこれる呪文です。
山札の上5枚という比較的広い範囲からカードを探せるので欲しいカードを持ってきやすいですね。
5色コントロールデッキは4枚積みカードよりも1~2枚入れるだけのカードが多くなってくるので、「ドンドン吸い込むナウ」のようなある程度好きなカードを持ってくることのできるカードは大事です。
さらに「ドンドン吸い込むナウ」の良いところは、火か自然のカードを手札に加えたときに相手クリーチャーを手札に戻せるところです。
このおかげで自分は欲しいカードを探しつつ、相手のクリーチャーを手札に戻すという動きができるようになっています。
相手のクリーチャーを手札に戻すのは「Dの博才サイバーダイス・ベガス」ととても相性が良く、相手の攻撃を止めながら自分は次のターンに使うカードを探すことができます。
「ドンドン吸い込むナウ」自身にS・トリガーが付いているのも大きく、相手ターンに発動できる機会は比較的多いです。
入れておくだけでデッキの防御力を上げることができます。
レインボー・スパーク

相手クリーチャーをタップしつつ2枚ドローできます。
先に紹介した呪文と比べると除去は持っていませんがタップできる枚数が多く、防御に長けています。
「レインボー・スパーク」自身にS・トリガーが付いていることと、「Dの博才サイバーダイス・ベガス」のDスイッチ効果で唱えられることから相手ターンに発動させやすいです。
すでに攻撃しているクリーチャーは止められませんが、後続2体の攻撃を止められるので相手の攻撃をしのげることは多いでしょう。
自分のターンに使えば、手札を増やしながら相手クリーチャーに攻撃できるようになります。
革命チェンジを持つクリーチャーとの相性が良く、シールドを攻撃することなく革命チェンジできるので、不用意に相手のシールドを割ってしまうことがなくなります。
単体で強いというよりもほかのカードとの組み合わせで強さを発揮するカードですが、デッキ内に光文明が欲しい場合なんかは候補に挙がってくるでしょう。
まとめ
5色コントロールデッキに採用する手札補充カードについてまとめました。
「Dの博才サイバーダイス・ベガス」を中心に、Dスイッチ効果で唱えられると強いものを紹介しています。
やはりただ手札を増やすだけのカードよりも、なにか他にできるものの方が扱いやすいです。
特にそれが除去であれば、「Dの博才サイバーダイス・ベガス」が強力な防御カードに化けるので、ぜひとも意識しておきたいところです。
関連リンク:5色コントロールデッキを研究する
③手札補充はどうする?