おはようございます。しんぺいです。
今回はPスタンダードのノヴァグラップラーの紹介です。
過去のカードが全て使えるレギュレーションであるPスタンダードですが、スタンダードから始めた人にとっては「カードプール多過ぎて何を集めたらいいか分からん・・・」となることも多いかと思います。
そこで今回はPスタンダードのノヴァグラップラーを組む際に使えるカードをまとめて紹介していきます。
Pスタンデッキを組む際の参考になれば幸いです。
Pスタンダードのノヴァグラップラー
PスタンダードのノヴァグラップラーはGユニットの性能を存分に活かしていると言えます。
Gユニットごとの役割がはっきりしているからです。
例えば「ウイニングチャンプビクトール」は堅実にアドバンテージを稼ぐ効果であり、ともするとガンガン殴るイメージのノヴァグラップラーとはちょっと違うユニットですが、こういったユニットで手堅く戦っていくことができます。
かと思えば、「フェイバリットチャンプビクトール」のように、全てを投げ捨てて攻撃できるようなGユニットも。
Gユニットの特徴は状況に応じたユニットをGゾーンから呼び出せることにありますが、ノヴァグラップラーのGユニットはこのような感じで攻め方を自由に変えることができます。
特に「ウイニングチャンプビクトール」のような堅実に戦うGユニットは、アドバンテージを稼ぐことをあまり得意としないノヴァグラップラーにおいて貴重な存在です。
そしてノヴァグラップラーのリアガードは結構なユニットが攻撃的な性能を持っています。
スタンダードに輪をかけて、リアガードによるリアガードのスタンドが得意です。
リアガードが攻撃的なので、Gユニットはサポート的な立ち回りができるのは非常に助かります。
かと思えば「フェイバリットチャンプビクトール」のようにヴァンガードも攻撃的なユニットに切り替えられるので、詰めの攻撃はまさにラッシュといった感じでしょう。
Pスタンダードのノヴァグラップラーを使うならぜひ使いたいのがビクトール。
G期のノヴァグラップラーの主役となるユニットであり、多数のサポートが登場しています。
多彩な手段によるスタンドとコスト回復を得意とし、思いっきり戦うことができるデッキです。
以下ではPスタンダードのノヴァグラップラーを組む時に使いたい昔のカードを紹介していきます。
持っておきたいカード達
ユニバースエースバスタード
ドライブを増やす効果と、増やしたドライブを消費してスタンドする効果を持ちます。
ドライブを増やす効果はターン1回の制限が無いので、リアガードがスタンドするたびにドライブを増やすことができます。
「ズバットバトラービクトール」などのG期のヴァンガード要員を使っていれば1回のスタンドは当然のようにできますし、リアガードでスタンドできる効果を使えばドライブ5はすぐに達成です。
そうしてドライブ5まで行った後は、自身のスタンド効果に繋げられます。
手札を3枚捨てるうえにドライブが-5されるので序盤は使いにくいですが、5ドライブした後にさらにスタンドできるとなれば非常に強力。
序盤から無理にスタンドを狙う必要は無いので、初回超越はドライブを稼いで手札を増やすに留めておき、トドメを差しに行く段階ではスタンドまで使うと良いでしょう。
ウイニングチャンプビクトール
こちらも同じくリアガードのスタンドに反応して効果が使えます。
「ユニバースエースバスタード」はドライブ増加でしたが、こちらはパワーアップ。
地味にスタンダードのヴァンガード要員はパワー12000から13000と高いので、5000上げて単騎で届かせやすくなるのがありがたいですね。
後半の効果は1ドローと退却。
「ユニバースエースバスタード」のスタンドと比べると地味ですが、堅実にアドバンテージを稼いでくれます。
GB3なので初回超越では使えないと思いきや、前半の効果がターン1回でないので初回から使える効果ですね。
前半の効果を2回使えるなら、「Gゾーンの裏のカードを1枚表にする」コストも2回払うので、Gゾーンの表のカードが2枚になってGB3が達成できます。
2回スタンド効果を使うのはさほど難しくないので、初回から引いて退却もしていきましょう。
スタンドさせているなら攻撃回数も多いはずで、全部合わせるとかなり相手のカードを削れます。
フェイバリットチャンプビクトール
リアガードと自身をスタンドさせる効果を持っています。
自身をスタンドさせようと思えば、Gゾーンの表のカードが3枚以上いるのですが、「ユニバースエースバスタード」や「ウイニングチャンプビクトール」でガンガン表にできるので実質2回目の超越で達成可能な範囲。
ちなみにこのスタンド効果、ターン1回が無いのでコストさえ払えれば2回3回とVスタンドできます。
ただ、リアガードをスタンドさせるのに1枚、ヴァンガードをスタンドさせるのに3枚と1回に付き手札が4枚減っていきます。
ドライブも-2ずつされていくので手札消費がマッハです。
しかし見返りも大きく、1回効果を使うごとにリアガード3枚以上+Vのスタンドができるので、攻撃回数は大きく増えますね。
まさに詰めで使うにふさわしいユニットです。
牙龍王拳ドライガー
各クランに存在する切札級のGユニット、GB8を持つカードです。
GB8はGゾーンの表のカードが7枚以上無いと使えない、非常に厳しい条件を持つカードですが、効果がかなり強力。
「牙龍王拳ドライガー」は自身のアタック時にリアガード全てをスタンドさせ、さらに自己スタンド効果を与えます。
ようするに効果を使えれば前列1体につきさらに攻撃回数が2回ずつ増えていきますね。
難点である発動条件ですが、「ユニバースエースバスタード」と「ウイニングチャンプビクトール」がGゾーンのカードをガンガン表にしていくので、思ったより不可能ではありません。
難しいことは確かですが、Gガーディアンを絡めれば何とか達成できる範囲です。
特にコストもなくこれだけ強力な効果を使えるユニットもそういませんし、Gゾーンに用意しておきたいユニットと言えます。
メテオカイザービクトプラズマ
Vスタンド効果を持つGユニット。
「フェイバリットチャンプビクトール」と比べるとできることは自身のスタンドだけですが、コストも条件も軽くスタンドすることができます。
リアガードに一切左右されることなくスタンドできるのは貴重で、主にリンクジョーカー相手に役立ちますね。
リアガード頼りな部分が大きいノヴァグラップラーでは、リアガードの動きを完全に封じられる呪縛は非常にきついので、このような「ヴァンガード自体が強いカード」というのは入れておいて損はありません。
星葬のゼロスドラゴン スターク
スターゲートに所属するクランのみが使えるGユニット。
ヴァンガードのみで3回の攻撃ができるとあって、この手のVスタンド効果の中では屈指の強力さを誇ります。攻撃時にレストしないので再スタンド封じも効きません。
これも「メテオカイザービクトプラズマ」と同じ理由で、単騎で強力なユニットと言うのは採用しておきたいところ。
ただビクトプラズマに比べると究極超越という部分が厳しいです。
特にノヴァグラップラー自体がヴァンガードと同名のカードを手札に加えやすいわけでは無いので、使えたらラッキーくらいがちょうど良いかもしれません。
メテオカイザードガンティタン
ノヴァグラップラーのGガーディアンは正直そんなに使いやすいのが多くありません。
コスト回復に熱心で肝心のシールド値の確保が微妙だったりします。
そんな中で「メテオカイザードガンティタン」はかなり優秀なGガーディアン。
シールド+10000の条件が「相手よりリアガードが少ないなら」とかなり満たしやすい部類です。シールド値25000が比較的簡単に出せるのは良いですね。
そして注目したいのが起動効果の部分。
サークルかダメージゾーンのカードを表にするとは、平たく言えば解呪かカウンターチャージができるということです。ついでにデリートも解除できるよ!あんま使わんけど。
呪縛はリアガードとしての行動が一切できなくなるので、リアガード頼りのノヴァグラップラーとしては非常に厄介なのですが、この効果である程度対処することができます。
普通Gガーディアンは、Gガーディアンとして使用した後に表でGゾーンに行くのですが、リンクジョーカー相手の場合は「ウイニングチャンプビクトール」らのコストでGガーディアンとして使う前にさっさと表にしておくのもありですね。
どのみち効果を使えば「メテオカイザードガンティタン」は裏になりますし、使えるGガーディアンが足りなくなることはありません。
他に使えるGガーディアンもあまり無いので、Gガーディアンはこれだけ3~4枚入れとくのもありですね。
ズバットバトラービクトール
超越軸のメインヴァンガードとなるユニットです。
超越時効果が強力で、ドローしつつスタンド効果を与えられます。
スタンド効果は好きなユニットに与えられるので、ヴァンガードに与えても良いしリアガードに与えても構いません。
かなり自由に攻撃の組み立てを行うことができますね。
後半の効果も強くて、コストがカツカツの場合にコスト回復が出来ます。
カウンターもソウルもドンドン使うのでカウンターチャージとソウルチャージの両方ができるのも難しくなく、両方できればドローまでできると至れり尽くせりの効果。
これのおかげで惜しみなくコストを使っていけるので、ガンガン攻撃していきましょう。
メチャバトラーゴルシャーチ
「ビクトール」がヴァンガードの時に活躍するユニット。
抵抗は嬉しく、除去が豊富なPスタンダードでは相手の除去に狙われないのは非常にありがたいです。「炎翼剛獣ディナイアル・グリフォン」のようなアタック時に退却してくるユニットの効果を受けないので攻撃が止まりにくいですね。
さらにアタック時にリアガードをスタンドできます。
「ユニバースエースバスタード」や「ウイニングチャンプビクトール」がいるのでリアガード主導のスタンド効果は非常にありがたい効果です。
スタンド回数を稼ぐためにもこうしたスタンド効果持ちのリアガードは入れたいところ。
GBの効果で、自身がスタンドすればパワー7000されます。
単騎16000はスタンダード基準のヴァンガードの登場でちょっと弱くなってしまいましたが、単騎で攻撃がヒットするのは充分に評価に値します。
ビクトールデッキの場合はかなり扱いやすいユニットなのでぜひとも入れておきたいですね。
メチャバトラーニンジャード
スタンド効果持ちのリアガードその2。
「メチャバトラーゴルシャーチ」の比べると効果がスタンドのみと少ないですが、スタンド時のパワーアップ効果が追加されています。
Gゾーンの表1枚に付き2000と若干少なく見えますが、2回目以降だと3枚4枚と重なってくるので+6000~+8000と思えばなかなかバカにならない数字。
あとはスタンドさせるユニットがゴルシャーチだけだと不安なので、5枚目以降のスタンド要員という役目も。
Gユニットにリアガードのスタンドを条件とするユニットがいる都合上、リアガードをスタンドさせる効果はあって損はありません。
メチャバトラーアラシード
各クランに存在する超越コストとなるグレード1。
グレード3は最悪アタッカーになるので、グレード1枠に超越コストは用意しておきたいところ。
ビクトールを主軸にするなら前半のサーチ効果も役立ちます。
メチャバトラーマルヤーキ
ちょっと効果が分かりにくいですが、
- アタック時に自分のユニット2体のパワー+4000
という効果を、
- マルヤーキと同じ縦列のユニットがスタンドした時に、そのスタンドしたユニットに与える
という効果です。
一息に言うと、
- マルヤーキと同じ縦列のユニットがスタンドし、そのスタンドしたユニットがアタックした際に自分のユニット2体のパワー+4000
という効果。
スタンド後とは言え、アタック時に2体に+4000はなかなかのものです。
さらにノーコスト。トリガーのパワーアップ値も上がっているので、ダメージトリガーを乗り越えるためにはパワーアップ効果はいくらあっても足りません。
シールド値と基礎パワーが低いのが難点ですが、何とか枠を見つけて入れたいところです。
メチャバトラーガンズドン
超パワー要員のグレード1。
スタンド時にGゾーンの表1枚に付き+4000します。
上昇値はかなり大きく、2枚あるだけで+8000と初回超越時でもタイミング次第ではかなりパワーアップします。
後列のパワーを上げるのはもちろん、前列もこなせるパワーになりますね。
どうしても引いてきたユニットで勝負しないといけない現状、こうしたアタッカーも務められるブースターというのは嬉しい限り。
惜しむべきはやはり基礎パワー。優秀な効果を持つものが多いだけに、配分が悩ましいところです。
マグネガウス2502
各クランに存在するスタンダード基準の効果付きクリティカルトリガー。
スタンダードのトリガーと言えばフロントトリガーですが、リアガードで攻撃してからヴァンガードで攻撃するようなデッキだとフロントよりもクリティカルトリガーで良いですね。
なので「マグネガウス2502」は採用圏内になってきます。
ソウルも枯渇しやすいので、こうした補充効果はありがたい限り。
積極的に使っていきましょう。
アラゴ・ブラウエナギー
コスト回復付きのヒールトリガー。
コストはガンガン使うデッキですが、正直このヒールが入るかは微妙なところ。
というのも、これに頼らずともある程度地力でコスト回復できるからですね。
トリガーのパワーアップ値が下がるのも、アタッカーを大事にしたいノヴァグラップラーでは痛いですし、スタンダードのヒールトリガーの方が良さそうです。
まとめ
Pスタンダードのノヴァグラップラーについてまとめました。
各種Gユニットを絡めた攻撃はなかなか面白そうなデッキです。
今回はビクトールをメインに紹介しましたが、アクセルを持つスタンダードのユニットをメインにするなど構築の幅はまだまだ広いです。
興味のある方は組んでみてはいかがでしょうか。