おはようございます。しんぺいです。
最近は遊戯王のやる気が凄くて。で、今どきの遊戯王カードを見てました。
そしたら手札誘発がスゴイってのは分かったんですが、いかんせん種類が多い。
効果も多種多様でなんか便利そうなのは分かるんですが、一方で、本当に必要なのはどれなのかなって思います。
手札誘発って一口に言っても種類は多いしなんか全部強そうな事書いてるしでどれを持っておけばいいかイマイチ分かりにくいと思うんです。
そこで今回は手札誘発について。手札誘発って色々あるけど初めはたぶんこれ持っておけばいいかなっていうのを紹介していきますので、カード選びの参考になれば幸いです。値段重視で紹介していく。
手札誘発についてざっくり解説
手札誘発とは、その名の通り?手札から効果を発動することができるカード達です。
厳密に言えば手札から使える効果を持つカードは全部手札誘発なんですが、実際には手札から効果を発動して、特に相手のなんらかの効果を妨害するものを指すことが多いです。
簡単に言うと手札誘発とは「手札から捨てて相手の行動を妨害できるカード」。ざっくりそう思っておけば充分です。
手札から効果を使えるので、伏せカードと違って相手からは持ってるかどうかが判断つかない。おまけに相手の先攻1ターン目の行動に対しても妨害を飛ばせるので、妨害カードとしてかなり便利。なのでわりと必須カード扱いされがちです。ただでさえ遊戯王って相手にぶん回られたらターン返ってきても出来ることがロクに無いってことありますしね。
まあ手札誘発がデッキにとって必須カードかどうかは今回の本筋から逸れていくのであまり深くは言いませんが、個人的には「必須に近いけど別に必須じゃない」と思っています。
なんというか、あれば便利だけど無くてもデッキにはなる、という気持ちが強い。
ただ持ってると便利なことは間違いないので、できるだけ持っておきたい。でも手札誘発って種類が多いし何が本当に必要かよく分からんということもあるかと思います。
というわけでここからは手札誘発カードについて個人的な激おすすめカードを3枚紹介していきます。誘発=高いって印象もあるんで、安めで買えてなおかつ強い個人的イチオシだけ選びました。
持っておきたいおすすめ手札誘発3選
個人的には王道中の王道だと思ってる エフェクト・ヴェーラー
手札誘発という言葉が出てきたのはこいつの登場がかなり大きいと思ってます。「エフェクト・ヴェーラー」。
相手メインフェイズに手札から墓地に送ることで、相手フィールドにいるモンスター1体の効果を無効にすることができます。
効果を無効っていう妨害としてはかなり充分な効果。ターン1回制限が無いので複数枚引いてもちゃんと使い道があるのも嬉しいところです。
展開やサーチ、除去効果などなど、フィールドに残って効果を発動してるモンスターなら何でもござれって感じなので古いカードですがかなり汎用性が高い。相手モンスターへの対策カードとしてまず選択肢に挙がってこられるカードです。
そして個人的に激おすすめな理由が値段。こんだけ便利なのに再録されまくっているので非常に安いです。1枚100円以下で買えます。おそらく費用対効果が一番高いカードだと思ってます。おすすめ。
自分のターンには使えないだとか、魔法・罠カードには無力だとか弱点は色々ありますが、遊戯王ってだいたいモンスター主体ですしまず持っておいていいカードです。「灰流うらら」とか出てきてるけどまだまだ差し置いて採用できるスペックを持ってると思います。
除去がしたいならこちら 幽鬼うさぎ
フィールドにすでにあるカードが効果を使ったときに手札から捨てることで、そのカードを破壊できます。
手札誘発の中では「破壊する」ってところが強い。「エフェクト・ヴェーラー」もそうなんですが、手札誘発ってだいたい無効にして終わりなんでね。相手に得をさせてないとはいえ、カード枚数的にはこっちの損です。
ただ、「幽鬼うさぎ」は効果を無効にできないので、モンスターを除去したとしても基本的には効果を使われてしまいます。これだと除去してるものの妨害してる感は薄いですね。
しかし、遊戯王には破壊することで実質的に効果を無効にできるカードもあるので、「幽鬼うさぎ」はそのようなカードに対して使いましょう。そうすれば除去できて効果も無効と良いことばかりです。
「幽鬼うさぎ」で効果を無効にできるのは、大きく分けて2つ。
1つは場に残って効果を発揮するカード。永続魔法・罠、フィールド魔法などがこれです。
例えば「失楽園」には場にいる限り、1ターンに1度ドローできる効果があります。
永続系カード全般は効果解決時に場に残っていないと効果が処理できないので、この効果の発動時に「幽鬼うさぎ」で「失楽園」を破壊することでドローを防ぐことができます。
こういった感じで永続系のカードに対して「幽鬼うさぎ」を使えば、除去できて効果も妨害できてと良いとこ尽くしです。
この時1つ注意しておきたいのは、「炎舞-「天キ」」みたいに発動時に効果処理を行うカードには対抗できないことですね。
「幽鬼うさぎ」の破壊対象は「すでにフィールドにある状態で効果を発動した魔法・罠カード」なので、発動時の効果処理に対しては反応できません。ここだけ覚えておきたいですね。
「幽鬼うさぎ」で効果を無効にできるもう1つのカードは、効果処理時にフィールドに残っている必要があるモンスターです。
例えば「ガガガガンマン」は表示形式によって適用される効果が変わってきます。
この効果は効果解決時の「ガガガガンマン」の表示形式を参照するので、効果発動時に「幽鬼うさぎ」で「ガガガガンマン」を破壊することで表示形式の参照をできなくさせ、結果不発に終わらせることができます。
これらの効果を持つカードに対して「幽鬼うさぎ」を使っていければ、手札誘発カードの中でもかなり強く扱えるでしょう。
まあ効果無効を狙わずとも、相手が何枚かのカードを消費して出したモンスターに対して使うとかすればそれなりの消費を負わせられますし、思ったより使い勝手が良いカードです。
これもガッツリ再録されたので安い。無効にできる範囲がちょっと狭いのは事実ですが、除去は除去で助かる場面もあるはず。
意外と妨害ではなく攻撃的なのかも 屋敷わらし
墓地を触ろうとする効果を妨害できる手札誘発。死生観がぶっ壊れてる遊戯王においては墓地を使うカードってわりと多いですし、何もせずとも刺さりやすくはあるカードです。
このカード、地味に注目したいのが「自分の墓地を守ることができる」ところですね。
つまり相手の展開の妨害ではなく、相手の妨害からの防御として使える面があるとも言えます。
例えばインフェルノイドってテーマ全体で墓地除外のある嫌らしいテーマなのですが、「屋敷わらし」を使えば除外から自分のカードを守ることができます。
もっと多くの相手に使われそうなところで言うと「墓穴の指名者」とか。
かなり使いやすい墓地除外で、相手の手札誘発の阻止から蘇生カードの妨害まで幅広く役割をこなせるカードです。
「墓穴の指名者」は「墓地のカードを除外する効果」を持っているので、「屋敷わらし」で無効にできます。
単に相手の効果を妨害するだけでなく、妨害からの防御としても使えるのが手札誘発的には珍しい。わりと攻撃寄りのカードなんじゃないかと思います。自分の展開を通すっていう意味で。
デッキのメインギミックを墓地に頼っているならかなり採用の余地ありなカード。値段も200円くらいで買えて安いしおすすめです。
まとめ
おすすめ手札誘発についてでした。
個人的には手札誘発入れたければ空きスペース「エフェクト・ヴェーラー」を積んでおけばいいと思ってます。一番安めに効果が実感できそう。
「灰流うらら」とか「増殖するG」とか「原始生命体ニビル」とか高くて強いのも色々あるけど、そういうのは後から集めても遅くはないんでまずはこの辺で手札誘発入門してみてはいかがでしょうか。