VGルール

シングセイバーから学ぶコストと効果の違い【ヴァンガード】

おはようございます。しんぺいです。

ヴァンガードの新商品が出たらQ&Aを見るというのが趣味なんですが、VコレクションのQ&Aを見ていると面白いものを見つけました。

「探索者 シングセイバー・ドラゴン」の裁定なんですが、ドロップから4枚戻してシングセイバーにライドする効果、これドロップに4枚無くてもできるとのこと。

Q:このカードの自動能力の“あなたのドロップから4枚選び、山札に戻し”という効果が、ドロップゾーンのカードが3枚のため実行できない状況です。この効果はどのように処理されますか?

A:ドロップゾーンのカードを可能な限り3枚選び山札に戻し、続く効果を実行する処理となります。

引用元:カードファイト!!ヴァンガード公式サイト

これ裁定だけ覚えてても良いんですが、理屈を知っておくと意外に深くて面白いので今日はこの件について書いていこうと思います。

すなわちコストと効果の違いってやつです。

 

ドロップ足りなくてもシングセイバーの効果が使える理屈

シングセイバーはドロップにカードが4枚無くてもデッキからシングセイバーを持ってきてライドすることができます。

その場合はドロップのカードをどうするかと言うと、ドロップのカードを可能な限り戻して使うことになる。3枚しか無いなら3枚全部、2枚なら2枚といった感じですね。

 

ただ、なんでこうなるのでしょうか。なんかテキストの雰囲気的に4枚戻さないとシングセイバーにライドできないように読めなくもありません。

 

公式サイトのQ&Aって基本的に結果しか書いてない。今回の件で言うと、ドロップを可能な限り戻して効果を使っていくことになるということは書いていても、どうしてその処理になるのかは書いていませんね。なので気になったら自分で調べないといけません。

ちなみに公式にメール送って問い合わせすると、わりと理屈も含めて答えてくれます。優しい。

 

自分で調べる場合は総合ルールを調べることになります。

それっぽい答えが書かれてる場所はこちら。

11.7.4. カードや能力によりなんらかのカードやファイターを選択する必要がある場合、解決の際に、その指示があった段階でそこで示された選ぶべきカードやファイター等(以下“目標”と表記)を選択します。

11.7.4.1. 選択する数が指定されている場合、それが可能な限りその数になるまで目標を選択する義務があります。選択することのできる状況で選択しないことはできません。

11.7.4.1.2. 選択する数が指定されている場合に、指定された数のうち一部を選択することが不可能である場合、可能な限りの目標を選択し、それらに対して指定された効果を与えます。

引用元:カードファイト!!ヴァンガード総合ルール

頭からあった方が分かりやすいかと思って3つ引っ張ってきましたが、結論は最後の赤字のところになります。

何を書いてるかと言うと、カード効果で指定された枚数のカードを選ぶ場合、その枚数が足りないなら可能な限り選んで効果を処理しなさいよってことです。

 

総合ルールにこう記載されているからこそ、シングセイバーの裁定はドロップにカードが4枚ないなら、可能な限り全部戻して効果を処理するということになっています。

 

ドロップからカードを戻すの、効果なんですよね。

これがコストなら、ドロップが4枚足りないなら効果を使えないんですが、戻すのは効果処理なので枚数が足りなくても処理できるというわけです。

ちなみに効果とコストの違いは分かりやすくて、コストならテキスト中に「コスト【カウンターブラスト1】」みたいな感じではっきりコストと書かれています。

シングセイバーの場合は「コスト【ソウルブラスト3】」ですね。

 

当たり前ですが、コストは全部払わないといけません。じゃないとコストの意味ないし。でも効果は全部できなくてもいいってのは覚えておきたいところです。

 

ドロップからカードを戻すのっていかにもコストっぽい。だから感覚的に足りないと効果使えないんじゃないかと思ってしまうんですが、コストじゃないんで足りなくても問題なく処理できるという理屈です。

 

実際、昔の双闘って「ドロップからカードを4枚山札に戻す」がコストだったので、そのイメージに引っ張られてる人も多いのかもしれません。だからQ&Aに載ってるのかも。

昔のカードはコストって書いてないけどね。双闘は4枚戻さないと使えなかったから、これを知ってる人は余計に勘違いしやすいと思います。

 

意外に説明するのが難しい基本ルール

「効果は可能な限り処理する」というのがヴァンガードの基本ルールです。シングセイバーの足りないドロップもそうですし、単純な場合で言えば、「リアガードを2枚退却させる」みたいな効果はリアガードが1体しかいないなら1体だけ退却させます。

 

これって特殊な処理というよりはもはや基本ルールの世界なので、意外に説明するのが難しいんですよね。

僕は大会出た時にこの説明で困ったことがあります。

 

Vシリーズ初期の頃、メガコロニー使ってショップ大会に出たことがありました。

「マシニング・スパークヘラクレス」を使ってたんですが、

リアガードが4枚しかいない時に「マシニング・スパークヘラクレス」の効果を使おうとして、なぜか対戦相手に止められました。

 

対戦相手曰く、

「マシニング・スパークヘラクレス」の効果ってリアガードを5枚スタンドさせられないなら使えないでしょ

 

・・・え?ってなりましたね。

確かに「マシニング・スパークヘラクレス」には「リアガードを5枚スタンドさせ~」という効果がありますが、ここまでで話した通り、効果は可能な限り処理するのでリアガードが4枚しかいないなら、その4枚をスタンドさせて効果を続けます。

 

とりあえずその理屈を説明したんですが、どうにも納得してもらえない。

面倒になってきたんで、公式サイトの「マシニング・スパークヘラクレス」のQ&Aを開いたんですが、まさかの載ってない。

まあ、基本ルールですし・・・。

 

公式サイトに載ってないことでますます相手が「こいつ何適当言ってんだ?」みたいな感じになってきます。

総合ルール開いて見せたかったですが、さすがに場所覚えてるわけもないし大会中にそこまで時間かけられない。なのでジャッジという名の店員さんを呼ぶことに。

店員さんに説明してもらうことでその場は収まったんですが、それでも「いや嘘だろ??」みたいな感じで勝負が続いたのでめちゃくちゃめんどくさかったです。

 

僕たま~にヴァンガードのルールについての記事を書くんですが、この件の影響はわりと大きかったり。

僕の記事が、いつか誰かが困った時に検索でヒットして助けになればいいなの精神。ややこしい処理は公式サイトを引用しながら書いてるんで中身にはそれなりに自信があります。

ヴァンガード、意外にルールややこしいよね。フリープレイはともかく大会出る時には自分の使うカードの裁定をしっかり確認しておきたいところです。

 

まとめ

シングセイバーの効果処理と、効果とコストの違いについてでした。結論だけ言えば簡単ですが、理屈も知っておくと他の効果に応用できます。

ヴァンガードってたまにルール調べたくなる時がありますね。

ちなみにこの記事を書いた後で気付いたんですが、実際に遊んでてシングセイバーの効果を使うタイミングでドロップが4枚に足りないことってほぼ無いと思います・・・。

タイミング遅めですしね。ドロップのバインドとかされたら分からんけど。まあなんかの参考になれば幸いです。

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