おはようございます。しんぺいです。
昨日はデスピアのデッキについて語っていました。

今日はその続きで、プレイング的な話。
なんというか、カードのプレイ1つ取っても細かいところってあるよなあって感じた話です。
烙印デスピアの初手
烙印ギミックを入れているデスピアデッキだと、最初に目指すところは「氷剣竜ミラジェイド」の融合召喚だと思います。

召喚方法は「烙印融合」。

「烙印融合」から「神炎竜ルベリオン」を出し、ルベリオンの効果でミラジェイドを出すっていう流れですね。

デスピアデッキだと「烙印融合」を使って「神炎竜ルベリオン」を出す際、「アルバスの落胤」と「悲劇のデスピアン」を落とすことになるかと思います。

「悲劇のデスピアン」は「烙印融合」で落とすことでサーチ効果が使えます。
これは「神炎竜ルベリオン」の召喚時効果と同じタイミングとなるので、好きな順番にチェーンを組むことができますね。
このチェーンの順番もちょっと考えることがあって、
- チェーン1:「神炎竜ルベリオン」
- チェーン2:「悲劇のデスピアン」
とするのがおすすめです。
というのも、この順番だと「神炎竜ルベリオン」の効果に「屋敷わらし」を打たれないんですよね。

「屋敷わらし」は相手の効果に直接チェーンを組む必要があるので、
- チェーン1:「神炎竜ルベリオン」
- チェーン2:「悲劇のデスピアン」
とすることで、「神炎竜ルベリオン」の後に「悲劇のデスピアン」の効果がもう入ってしまってることから「神炎竜ルベリオン」に対して「屋敷わらし」をチェーンするということができなくなります。
同じタイミングで複数の効果が発動した場合、それらだけでまずチェーンを組んでから、他に発動できる効果を追加でチェーンするというルールがあるので、このような処理になるわけですね。
チェーン順1つ取っても細かいところで変わってくるもんだなあと感じた次第です。
ちなみに
- チェーン1:「神炎竜ルベリオン」
- チェーン2:「悲劇のデスピアン」
とすると、「悲劇のデスピアン」に対しては直接チェーンを組むことができます。
これが何を意味するかと言うと、「悲劇のデスピアン」に「灰流うらら」を使われることになるわけですね。

「灰流うらら」の採用率を考えるとそっちの方がマズくないか?と思うかもしれませんが、「灰流うらら」を持ってるなら「烙印融合」に対して使ってくる可能性大なので、チェーン順は「屋敷わらし」ケアを優先で良いかと思います。
なるべく安全に「氷剣竜ミラジェイド」の着地まで持っていきたいですね。
デスピア的プラスアルファ
デスピアデッキだと「氷剣竜ミラジェイド」に追加して「デスピアの大導劇神」を並べるのが有効です。

並べ方は「烙印融合」から「神炎竜ルベリオン」を通して「氷剣竜ミラジェイド」、「烙印開幕」で「デスピアの大導劇神」を特殊召喚するというシンプルなもの。

「烙印開幕」が制限になってしまったのが痛い。
「烙印融合」を素引き出来ている場合に「デスピアの導化アルベル」のサーチ先を「烙印開幕」にする、みたいな揃え方になると思います。
「デスピアの大導劇神」がいる状態で「氷剣竜ミラジェイド」の融合召喚に成功すると、「デスピアの大導劇神」で「氷剣竜ミラジェイド」の効果を無効にすることができます。
そうすると「氷剣竜ミラジェイド」は効果の発動は出来るけれども効果は無効、という状態になります。

発動は出来るのでEXデッキから「烙印竜アルビオン」を墓地に送ることができます。

これでエンドフェイズに烙印カードを伏せることができますね。
そしてミラジェイドの効果は無効になっているのでモンスターを除外する必要はありません。
さらにミラジェイドの効果に含まれている「次のターン、このカードはこの効果を使用できない」という部分も無効になっているので、次のターンも普通にミラジェイドの効果を使うことができます。
アルビオンのサーチ効果を1回多く使えるので、妨害をより固めることができますね。
この辺りはデスピアデッキに烙印ギミックを入れる意味にもなってくるなあというところで、結構好きなポイントです。
デスピアデッキに烙印ギミックを入れている際はぜひ覚えておきたい立ち回りですね。
まとめ
デスピアデッキの初手についてでした。
いうてミラジェイド出すだけなんですが、そこに至るまでの過程にも考えどころがあるのが面白いところだなあと思います。
デスピアのプレイングは色々と面白いところがあるのでまた書いていきたいですね。