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遊戯王「オルタ―ガイスト」デッキ紹介 回し方と今後の改善点

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7月8日に遊戯王の新パックCIRCUIT BREAKが発売されました。

早速オルタ―ガイストを組んでみたので、その使用感と今後の改善点を考えてみようと思います。

 

 

デッキリスト

まずは現状のデッキ構成から。

最初ということもあり、まずはできるだけオルタ―ガイストカードで固めてみました。

 

モンスター 14枚

「オルタ―ガイスト・マリオネッター」 3枚

「オルタ―ガイスト・シルキタス」 3枚

「オルタ―ガイスト・メリュシーク」 3枚

「オルタ―ガイスト・クンティエリ」 3枚

「混沌の黒魔術師」 2枚

 

魔法 13枚

「グリモの魔導書」 3枚

「ルドラの魔導書」 3枚

「ゲーテの魔導書」 2枚

「ディメンション・マジック」 2枚

「死者蘇生」 1枚

「ソウルチャージ」 1枚

「ワン・フォー・ワン」 1枚

 

罠 13枚

「オルタ―ガイスト・プロトコル」 3枚

「オルタ―ガイスト・カモフラージュ」 2枚

「パーソナル・スプーフィング」 2枚

「リビングデッドの呼び声」 2枚

「マジシャンズ・サークル」 2枚

「黒魔族復活の棺」 2枚

 

EXデッキ 3枚

「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」 3枚

 

デッキリストはこんな感じです。色々と問題ありですね。

では、詳しく見ていこうと思います。

 

 

回し方

目指すべき布陣は自分の場に「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」、「オルタ―ガイスト・シルキタス」、「オルタ―ガイスト・プロトコル」が並び、手札に「オルタ―ガイスト・クンティエリ」がある状態です。

これを目指すように動いていきます。

 

まずは「オルタ―ガイスト・マリオネッター」の召喚します。

その召喚成功時効果で、デッキから「オルタ―ガイスト・プロトコル」か「オルタ―ガイスト・カモフラージュ」をセットします。

《オルターガイスト・マリオネッター》

効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1700
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「オルターガイスト」罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
(2):自分フィールドの「オルターガイスト」カード1枚と、
自分の墓地の「オルターガイスト」モンスター1体を対象として発動できる。
対象のフィールドのカードを墓地へ送り、対象の墓地のモンスターを特殊召喚する。

 

《オルターガイスト・カモフラージュ》

通常罠
(1):自分フィールドの「オルターガイスト」モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターは相手モンスターの攻撃対象にされない。
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での
相手の攻撃は自分への直接攻撃になる。)
(2):装備モンスターを対象として発動した相手モンスターの効果は無効化される。
(3):自分フィールドの「オルターガイスト」カードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。

 

《オルターガイスト・プロトコル》

永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの「オルターガイスト」カードの効果の発動及びその発動した効果は無効化されない。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時、このカード以外の自分フィールドの表側表示の「オルターガイスト」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

 

「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」のリンク召喚を目指すには、フィールドのオルタ―ガイストを守っていかなければなりません。

「オルタ―ガイスト・カモフラージュ」は戦闘から、「オルタ―ガイスト・プロトコル」はモンスター効果からオルタ―ガイストを守ってくれます。

手札と相談して必要な方をセットしましょう。

 

相手のカードの除去は「オルタ―ガイスト・シルキタス」と「オルタ―ガイスト・メリュシーク」で行います。

《オルターガイスト・シルキタス》

効果モンスター
星2/風属性/魔法使い族/攻 800/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の自分フィールドの「オルターガイスト」カード1枚を持ち主の手札に戻し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「オルターガイスト」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

 

《オルターガイスト・メリュシーク》

効果モンスター
星1/水属性/魔法使い族/攻 500/守 300
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは直接攻撃できる。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「オルターガイスト・メリュシーク」以外の「オルターガイスト」モンスター1体を手札に加える。

「オルタ―ガイスト・シルキタス」は相手ターン、「オルタ―ガイスト・メリュシーク」は自分のターンの除去に使用していきます。

それぞれフィールドから墓地へ送られた時にオルタ―ガイストを手札に加える効果を持っています。

この効果で自分のオルタ―ガイストを絶やさないようにしていきましょう。

「オルタ―ガイスト・シルキタス」で手札に加えるのは罠カードですが、「オルタ―ガイスト・マリオネッター」のオルタ―ガイスト蘇生効果のコストに使えるので無駄にはなりません。

 

「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」をリンク召喚するにはフィールドにオルタ―ガイストを並べなければなりません。

オルタ―ガイストの展開力はあまり高くないので、フィールドのオルタ―ガイストを守っていく必要があります。

現時点のオルタ―ガイストでは、オルタ―ガイストを守る方法は5つあります。

  1. 「オルタ―ガイスト・プロトコル」によるモンスター効果の無効化
  2. 「オルタ―ガイスト・カモフラージュ」装備による攻撃対象の選択不可
  3. 「オルタ―ガイスト・クンティエリ」による攻撃無効
  4. 「オルタ―ガイスト・カモフラージュ」の墓地効果による破壊回避
  5. 「オルタ―ガイスト・シルキタス」によるバウンス

これらの方法によってフィールドのオルタ―ガイストを減らさないようにしていきます。

 

「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」のリンク召喚に成功すれば、「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」の効果で、デッキから好きなオルタ―ガイストを特殊召喚できます。

《オルターガイスト・プライムバンシー》

リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/魔法使い族/攻2100
【リンクマーカー:右/下/右下】
「オルターガイスト」モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに
このカード以外の自分フィールドの「オルターガイスト」モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから「オルターガイスト」モンスター1体をこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「オルターガイスト」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

「オルタ―ガイスト・シルキタス」を呼んでバウンスするも良し、「オルタ―ガイスト・クンティエリ」でモンスター効果無効にするのも良しです。

「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」を出すことで、相手ターンにモンスターを出せるようになり、オルタ―ガイストの妨害能力が増します。

相手を上手く妨害しながら攻め込みましょう。

 

 

オルタ―ガイスト以外のカード

オルタ―ガイスト以外のカードは上記の動きを補助できるものを優先して入れています。

それぞれ紹介していきます。

魔導書

「ルドラの魔導書」を使うために入れました。ドロー効果で必要なカードを引きやすくするためです。

また、「オルタ―ガイスト・メリュシーク」をコストとすることで、デッキからオルタ―ガイストのサーチが可能となります。

《ルドラの魔導書(まどうしょ)

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「ルドラの魔導書」以外の自分の手札・フィールドの「魔導書」カード1枚
または自分フィールドの魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、
自分はデッキから2枚ドローする。

「ルドラの魔導書」のコストとして、他にも魔導書を少し採用しました。

「ルドラの魔導書」をサーチできる「グリモの魔導書」、除去を行える「ゲーテの魔導書」は「ルドラの魔導書」のコストとしてもそのまま使ったとしても優秀です。

 

展開補助カード

「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」をリンク召喚するために、モンスターを特殊召喚できるカード多めに採用しました。

「ワン・フォーワン」や「マジシャンズ・サークル」はデッキからオルタ―ガイストを特殊召喚できます。「ワン・フォーワン」は今のところ「オルタ―ガイスト・メリュシーク」専用です。

「マジシャンズ・サークル」はデッキから好きなオルタ―ガイストを特殊召喚できますが、あくまで自分の場に既にオルタ―ガイストがいる必要があることに注意しなければなりません。

また、相手を手助けしてしまう可能性があります。

蘇生カードも多く入っています。

「ソウルチャージ」は盤面を一気に揃えられるカードです。蘇生したモンスターの効果は使えるので、オルタ―ガイストの妨害能力があれば、バトルフェイズができないことのデメリットは抑えられます。

「リビングデッドの呼び声」は万能蘇生カードですが、「魔術師の再演」でもいいかもしれません。

魔術師(まじゅつし)再演(さいえん)/Magician’s Restage》

永続魔法
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
自分の墓地のレベル3以下の魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「魔術師の再演」以外の「魔術師」永続魔法カード1枚を手札に加える。

「リビングデッドの呼び声」の長所は「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」を蘇生できるところと、相手ターンに特殊召喚できるところです。

ただ、罠カードなので引いたターンには使えません。

「魔術師の再演」の長所は魔法カードなので引いてすぐに使えるところです。

しかし、出せるモンスターは限られています。

どちらも一長一短なので、好きな方を使うと良いでしょう。

両方とも永続カードなので、「サイクロン」などをチェーンされると効果が適用されなくなる点に注意しなければなりません。

 

「黒魔族復活の棺」と「混沌の黒魔術師」は除去を行いつつ、オルタ―ガイストの苦手な戦闘を補助するために採用しました。

「混沌の黒魔術師」が手札に来たときは、「ワン・フォーワン」のコストにするなり、「ディメンション・マジック」の効果で特殊召喚するなりしましょう。

「リビングデッドの呼び声」、「死者蘇生」など汎用蘇生カードが入っているので、手札コストで捨てても出す機会はあります。

 

 

問題点とその対策

現状で問題点がいくつかあります。

  1. 対象に取れないカードへの対策
  2. 魔法・罠への対応
  3. EXデッキの活用不足

 

1.対象に取れないカードへの対策

現時点のオルタ―ガイストの除去は対象を取るものばかりです。対象を取らない除去は「オルタ―ガイスト・プロトコル」の「モンスター効果を無効にして破壊する効果」しかありません。

よくある「対象に取れず、効果で破壊されない」モンスターを出された場合に詰んでしまう可能性が大いにあります。戦闘破壊も期待できませんし。

これは「対象に取らない、破壊でない」除去を入れることで解決できます。

すなわち壊獣シリーズの、リリースによる除去です。

相手モンスターをリリースして相手の場に出てくる壊獣は、その処理が問題となりますが、「オルタ―ガイスト・シルキタス」のバウンスで処理と再利用を兼ねることができます。

 

2.魔法・罠への対応

モンスターへの対応は得意なオルタ―ガイストですが、魔法・罠への対策はほとんどありません。

「オルタ―ガイスト・シルキタス」、「オルタ―ガイスト・メリュシーク」、「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」は墓地へ送られたときに損失を回収できるので、除去を受けても立ち直れるような動きをする必要があります。

「ハーピィの羽箒」などの魔法・罠除去にも弱いです。

「オルタ―ガイスト・シルキタス」で回収できるとはいえ、基本的には伏せ過ぎないようにしましょう。

 

3.EXデッキの活用不足

現状ではEXに採用できるオルタ―ガイストは「オルタ―ガイスト・プライムバンシー」しかいません。

オルタ―ガイストはレベルがバラバラでチューナーもいないので、そのままではEXデッキに採用できるカードはほとんどありません。

EXデッキの強みである対応力を使わないのは少しもったいない。

この点は、召喚獣もしくはシャドールといった融合テーマを混ぜることで解決できるかもしれません。

オルタ―ガイストは属性がバラバラで、両テーマに必要な多様な融合素材を用意できます。

また、同じ魔法使い族なので、魔法使い族サポートを共有できます。

特にシャドールでは、「影依融合」によってオルタ―ガイストを墓地へ落とすこともできます。

 

 

使ってみた感想としては、結構おもしろいテーマでした。

大型モンスターで制圧していくデッキではないですが、相手の状況に応じて、どのオルタ―ガイストを出していくかを考えるのが楽しいです。

アニメにも出るテーマなので、今後の追加も期待できるのも良い。

現時点のデッキはまだ改良の余地があるので、しばらくは調整ですね。

シャドールを混ぜてみるのはいいかもしれない。

 

※今回の記事で使用したカードテキストは全て遊戯王カードWikiからの引用です。

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