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【デュエルマスターズ】復帰勢のためのオールデリート解説 なぜオールデリートを使うと勝負が決まるのか

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僕は今年の夏ごろにデュエルマスターズ復帰してから、新しいカードの情報は主に動画で得てきました。

動画で見てるとカード単体だけでなく、デッキとしての動きを見ることができるのが良いところ。

昔はなかったデッキが色々あっておもしろいのですが、ひときわ驚いたのが「オールデリート」を使ったデッキです。

初見では何が起こっているのか全く分かりませんでした。

というわけで今回はオールデリートデッキについて、効果の処理を解説していきます。

 

 

オールデリートについて

「オールデリート」は11マナの超大型呪文です。

発動すれば、全てのプレイヤーのバトルゾーン、シールド、手札、墓地のカードを全部デッキに戻します。

これを発動すれば残るカードはマナだけになるので、各プレイヤーは引いたとこ勝負になるわけですね。

 

ただ「オールデリート」を使ったターンは自分はもう何もできないことがほとんどなので、先に引くのは相手になります。

スピードアタッカーなんかを引かれれば即負けるので、普通に使えば結構リスキーなカードですね。

 

僕は「オールデリート」の効果だけ見ていた時は「確かに豪快な呪文だけど、主軸として成り立つほどのものかな?」と思っていました。

あのカードを見るまでは・・・

 

 

禁断の鼓動について

「禁断~封印されしX~」というカードがあります。

これは禁断の鼓動という種類のカードで、クリーチャーでも呪文でもありません。

 

ゲーム開始時に最初からバトルゾーンに置かれるカードです。メインデッキに入らないので超次元クリーチャーのような扱いですね。

 

「禁断~封印されしX~」は最初からバトルゾーンに置かれ、封印を6つ付けた状態でバトルゾーンに存在します。

封印されているクリーチャーは効果も使えませんし、攻撃することもできません。封印されているクリーチャーには何もすることができません。バトルゾーンに存在していないのと同じ扱いになります。

 

封印されているカードは封印されていることを示すために、デッキの上からカードを裏向きで置きます。

封印が6つ付いているということは、「禁断~封印されしX~」の上に裏向きのカードが6枚置かれている状態ということですね。

 

封印は封印されているカードと同じ文明のコマンドをバトルゾーンに出すことで、封印を1つ墓地に置くことができます。

「禁断~封印されしX~」の封印を全てはがすには、コマンドを6回場に出せばいいことになります。

 

封印が全てはがれた「禁断~封印されしX~」は「伝説の禁断ドキンダムX」へと裏返ります。これを禁断解放と言います。

バトルゾーンから離れれば敗北という強烈なデメリットを持ちますが、裏返ったときに相手クリーチャーを全て封印する効果を持っていたり、ゲーム開始時からバトルゾーンに存在しているため召喚酔いがなく即攻撃することができるなど、強力なクリーチャーです。

 

6つの封印を外さなければならないので早期に禁断解放するのは難しいですが、狙うだけの価値はあるカードですね。

 

 

オールデリートと封印の関係

勘の良い方はすでにお気付きかもしれませんが、「オールデリート」と「禁断~封印されしX~」を使って強力なコンボが可能です。

 

手順は以下の通りです。

  1. 「オールデリート」を唱える
  2. 「オールデリート」の効果で封印は全てデッキに戻る
  3. 封印が全て無くなったので「禁断~封印されしX~」の禁断解放
  4. 「伝説の禁断ドキンダムX」でとどめ

「オールデリート」の効果はバトルゾーンのカードを全てデッキの戻します。そこにクリーチャーや呪文といった種類の指定はありません。

封印として置かれているカードも関係なく「オールデリート」の効果を受けます。

「禁断~封印されしX~」自体は封印されているので効果を受けません。

 

結果として、「禁断~封印されしX~」の封印を全てはがすことが可能になります。

「伝説の禁断ドキンダムX」は召喚酔いをしないので、「オールデリート」の効果でシールドが無くなった相手にすぐ直接攻撃ができます。

 

相手は「オールデリート」の効果でシールドも手札も無いので、S・トリガーやニンジャ・ストライクによる妨害もありません。

まさに決まれば必勝といったコンボです。「オールデリート」の重さにふさわしいコンボと言えるでしょう。

 

 

弱点

決まれば無敵のコンボに見えますが、弱点もあります。

「オールデリート」のコストが重いとかそういう話ではなく、もっと根本的な欠陥です。

 

それは、相手の場にも「禁断~封印されしX~」がある場合です。

この場合、「オールデリート」の効果で自分と相手の「禁断~封印されしX~」の封印が全てはがれます。

 

すると自分と相手の「禁断~封印されしX~」の禁断解放が起こります。

効果が同時に発生した時は、ターンを進めているプレイヤーから効果の処理をしないといけないので、この場合は以下の通りになります。

  1. 「オールデリート」を使用。両者の「禁断~封印されしX~」の封印が全てはがれる
  2. 両者の禁断解放が誘発
  3. ターンを進めているプレイヤーから効果の処理をするので、自分の「禁断~封印されしX~」の禁断解放
  4. 自分の「伝説の禁断ドキンダムX」の禁断解放時効果が誘発
  5. ターンを進めているプレイヤーから効果の処理をするので、自分の「伝説の禁断ドキンダムX」の効果を処理。クリーチャーに封印を置くが、相手の「禁断~封印されしX~」は禁断の鼓動でありクリーチャーでないので封印されず
  6. 相手の「禁断~封印されしX~」の禁断解放を処理
  7. 相手の「伝説の禁断ドキンダムX」の禁断解放時効果が誘発→処理。禁断クリーチャーである自分の「伝説の禁断ドキンダムX」が封印される

 

というわけで、相手が「禁断~封印されしX~」を使っていた場合、自分が「オールデリート」を使うと、自分の「伝説の禁断ドキンダムX」が封印されます。

次のターンでとどめを食らうだけなので、相手が「禁断~封印されしX~」を使っていた場合、「オールデリート」を使ったコンボは使えません。

 

なにか別のフィニッシュ手段を用意しておいた方が良いかもしれませんね。

 

 

まとめ

「オールデリート」を使ったコンボについて紹介しました。

「オールデリート」単体で見たらただの豪快な重い呪文ですが、「禁断~封印されしX~」と合わせることで即死コンボに早変わりです。

使う相手を選びますが、「禁断~封印されしX~」も時間が経ってそこまで流行っていないので、「オールデリート」を使ったデッキを組んでみるのもおもしろいかもしれません。

 

今回同時に誘発した効果の処理についての話がありましたが、基本的な解説は【デュエルマスターズ】同時に発生する効果の処理順についてにて行っていますので、今回の効果処理にピンとこなければこちらもご参照ください。

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