おはようございます。しんぺいです。
今回はカード紹介。
ツインパクトカードの「ヘラルド・ルドゥーテ/ローズ・セレモニー」です。
火と闇のツインパクトカードで、可能性を感じる呪文面をしているので紹介していきます。
効果
ヘラルド・ルドゥーテ
クリーチャー マフィ・ギャング
4マナ パワー13000
・T・ブレイカー
・自分の墓地にクリーチャーが6体以上なければ、このクリーチャーはアタックできない。
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ローズ・セレモニー
呪文 3マナ
・自分の手札をすべて捨て、その後、それと同じ枚数、カードを引く。
呪文面が良さそうな効果をしています。
ここからは特にロマノフサインで使う際の考察になります。
一応、赤黒ロマノフサインを想定しており、大体のデッキの感じは下記記事の通りです。
手札交換としての役割
呪文面の「ローズ・セレモニー」に注目したいですね。
手札をすべて捨てつつ、同じ数ドローできるので、1枚の損失で手札の数だけ墓地を増やせます。
今まで墓地を増やす手段は「リロード・チャージャー」と「ボーンおどり・チャージャー」に頼ってきました。
これらはチャージャー呪文なので、マナを増やせながら墓地も増やせます。
さらに3マナなので、打てば次のターンには5マナとなり、「法と契約の秤」や「インフェルノ・サイン」などの復活呪文につながりますね。
この動きを考えると、「ローズ・セレモニー」は3マナであることが若干惜しいですね。
3マナでは先ほどのチャージャー呪文を使いたいので、「ローズ・セレモニー」を打つタイミングではありません。
しかし、墓地を増やす量は手札破壊でも食らわない限り勝っており、手札を入れ替えられるので良い手札出なかった時のリセットができるとも考えられます。
チャージャー呪文と入れ替えというよりは、追加で入れて状況に応じて使い分けでしょうか。
この場合入れ替え候補は「勇愛の天秤」なのですが、「勇愛の天秤」の2000火力が役立つ場面もあるので結構悩ましいですね。
ツインパクトカードであることの利点
チャージャー呪文や「勇愛の天秤」と比べた時の決定的な差はツインパクトカードであることです。
ロマノフサインはどうしても呪文が多くなりがちなデッキなのですが、ツインパクトカードを使うことでデッキ内のクリーチャーの比率を高められます。
それで何が役に立つのかというと、「大邪眼B・ロマノフ」が出せるようになりますね。
「大邪眼B・ロマノフ」は3体の墓地の闇クリーチャーから進化する進化クリーチャー・
召喚酔い無しにT・ブレイクをかましつつ、メテオバーンで相手の手札を3枚削れます。
「法と契約の秤」で出せる優秀なアタッカーなので入れたいところですが、デッキ内の呪文が多くて安定して出せずに断念していました。
ただ、このようなデッキの動きをサポートしてくれるツインパクトカードが増えていけば、自然と墓地にクリーチャーがたまるようになるので、「大邪眼B・ロマノフ」の採用も視野に入ってきます。
クリーチャー単体としてのスペックは微妙ですね。
4マナのT・ブレイカーは軽くて強力ですが、蘇生呪文を利用してスピードアタッカーを大量召喚して攻撃するのがコンセプトのロマノフサインには合いません。
使う際は呪文面を使うことと、闇クリーチャーであることを意識した構築にしたいですね。
まとめ
「ヘラルド・ルドゥーテ/ローズ・セレモニー」について考察しました。
手札交換に可能性を感じますが、実際の使い勝手はどうなんでしょうね。
自分の中では、「微妙な呪文だが「大邪眼B・ロマノフ」を使うことを考えたときには使いたくなるかもしれない・・・」そんな感じでした。
レアなのであんまり高くもないでしょうし、とりあえず使ってみようかと思います。