おはようございます。しんぺいです。
週ヴァンで「覚醒を待つ竜 ルアード」「天空を舞う竜 ルアード」が公開されましたね。
【#週ヴァン】
8月28日(金)発売ブースターパック第10弾 『虚幻竜刻』収録の《シャドウパラディン》「覚醒を待つ竜 ルアード」と「天空を舞う竜 ルアード」をご紹介!https://t.co/j6v5Rl4xZn #ヴァンガード pic.twitter.com/UcRzOhuZyf— カードファイト!! ヴァンガード公式 (@cfvanguard_PR) August 18, 2020
「虚幻竜刻」の目玉というだけあってさすが強そうな要素を色々と突っ込んでる感じ。やばそう。
たぶん今回の記事はだいたいやばいって言ってるだけになると思うんですが許してください。
それでは1つずつ効果を見ていきましょう。
覚醒を待つ竜 ルアードの効果
覚醒を待つ竜 ルアード
グレード3 パワー13000 ギフトアイコン:フォース
シャドウパラディン エルフ
【起】【V】【ターン1回】:コスト【グレード1のリアガードを2枚退却させる】ことで、1枚引き、相手のリアガードを1枚選び、退却させる。
【起】【V】【ターン1回】:この能力のコストはあなたのドロップゾーンのグレード1のカード1枚につき、カウンターブラスト1減る。コスト【カウンターブラスト3】することで、あなたのドロップゾーンからノーマルユニットを2枚山札に戻し、山札から「天空に舞う竜 ルアード」を1枚まで探し、スタンドでライドし、山札をシャッフルする。このターン終了時、あなたのソウルから「覚醒を待つ竜 ルアード」を1枚レストでライドする。
見た目だけ平等な2:2交換
グレード1のリアガードを2枚退却させることで、1枚引いて相手のリアガードを1枚退却させます。
自分のカードを2枚減らし、自分+1の相手ー1なので合計するとプラスマイナスゼロ。カウンターブラストも払ってないですしこんなもんですね。
・・・と言いたいところですが、シャドウパラディンは適当にリアガード並べることが得意。
それこそ「髑髏の魔女 ネヴァン」でリアガードを増やしたうえでこの効果を使えば、こっちが増やしたカードを相手の損失に換えられます。
しかもこの退却、なぜか退却させるやつ自分が選べますからね。シャドウパラディンの退却ってだいたい相手に選ばせるやつだったのにこの差は一体・・・。
要らないリアガードを手札に変換しつつ相手の邪魔なカードも退却させる。これでカウンターブラストもソウルブラストも使わないって言うんだから末恐ろしいですね。やばい。
さらに退却コストは後半の効果のために有効活用できますね。コストすら実質コストじゃないのだ。
竜刻変化
「天空を舞う竜 ルアード」にスペリオルライドする効果を持っています。これが前もって言われていた竜刻変化ってやつですね。
カウンターブラスト3と重いですが、ドロップゾーンのグレード1の数だけコストが減っていきます。
それこそさっきの効果を発動させらればグレード1がドロップに2枚行くのでそれだけでカウンターブラスト2減りますね。
実質カウンターブラスト1みたいなもの。それにもう1枚落ちていればカウンターブラスト無しで使えるようになります。ここまでいくのもそう難しいことじゃないでしょう。
さらにこの効果を使う際に戻すノーマルユニット2枚ですが、これも無駄が無い。
ノーマルユニットをデッキに戻すと言えばデッキにトリガーじゃないカードが増えるので若干デメリットっぽいですが、「天空を舞う竜 ルアード」がデッキからグレード1を出す効果を持っているのであんまり変わらないですね。
むしろ呼びたいやつがドロップゾーンに落ちていてもデッキに戻して出してくることができるので、メリットですらある。何から何まで次に繋がる親切設計です。
というわけで「覚醒を待つ竜 ルアード」は無駄なくアドバンテージを稼いで「天空を舞う竜 ルアード」に繋げるカードって感じ。
盤面を整えて「天空を舞う竜 ルアード」を登場させられるので、「天空を舞う竜 ルアード」の効果を充分に発揮できますね。
続いて「天空を舞う竜 ルアード」の効果を見ていきましょう。
天空を舞う竜 ルアードの効果
天空を舞う竜 ルアード
グレード3 パワー13000 ギフトアイコン:フォース
シャドウパラディン エルフ
【永】【V】:あなたのターン中、グレード1のあなたのリアガード1枚につき、このユニットのパワー+5000。あなたのソウルにグレード3が2枚以上なら、グレード1のあなたのリアガードすべての元々のクリティカルは2になる。
【自】【V】:登場時、コスト【カウンターブラスト1】することで、あなたの山札からグレード1を、「ルアード」を含むあなたのソウルの枚数+1枚まで探し、リアガードサークルにコールし、山札をシャッフルする。
ルアードと言えばコレなグレード1コール
登場時にソウルのルアードの枚数+1枚、デッキからグレード1を呼ぶことができます。
竜刻変化で出していればソウルに「覚醒を待つ竜 ルアード」がいるはずなので、とりあえず2枚はコールできますね。
しかも「覚醒を待つ竜 ルアード」の効果でリアガードは2枚空いているはずなのでコールする場所にも困りません。
グレード1なら何でもいいのでかなり汎用性の高い効果ですね。シャドウパラディンはグレード1に強いのが多いですし。
展開枚数的には充分なので、「髑髏の魔女 ネヴァン」のような盤面を増やすものよりも、パワーを確保できるやつを出したいところか・・・? 後半の効果的にグレード1を前列に出すことになりますし。
今回出る「罪過の狩人 マクドバ」は割と便利そう。
罪過の狩人 マクドバ
グレード1 パワー8000 シールド10000
シャドウパラディン エルフ
【自】【V/R】:登場時、コスト【手札からグレード1を1枚捨てる】ことで、1枚引き、そのターン中、あなたのユニット1枚のパワー+5000。
パワー13000として扱えますし、ドロップゾーンにグレード1を送りつつ手札交換ができる。序盤で引いても役に立ちますし使えそうですね。
もっとパワー出したいならやっぱり「魔界城 エンデフォルト」か。
相手のダメージ5枚ならパワー28000に。こういう使える状況が限られるやつでもデッキから持ってこられるのがルアードの良いところですね。序盤に引いてしまってもドロップゾーンに送ってデッキに戻せるので使いやすさ爆増です。
これに加えてフォースでの補助もあるのが凄い。「天空を舞う竜 ルアード」ってギフトアイコン持ってるので、「覚醒を待つ竜 ルアード」で得るギフトと合わせていきなり2つのギフトを得て戦うことができます。
グレード1を並べて戦うことになるからパワー補助がいるみたいな意味合いなんでしょうか。マジで意味が分かりません。
フォースの補助があるから無理にアタッカーを呼ばなくても何とでもなりそうな気がしてきました・・・。正直パワー目的のユニットは「魔界城 エンデフォルト」くらいにして後は便利なやつ入れまくる方が良いと思います。
グレード2のくせになぜかデッキから呼べる「竜刻魔道士 モルフェッサ」もいることですし。
竜刻魔道士 モルフェッサ
グレード2 パワー10000 シールド5000
シャドウパラディン エルフ
【永】【R/山札】:「ルアード」を含むあなたのヴァンガードがいるなら、このユニットのグレードー1。
【自】【R】:アタックしたバトル終了時、元々のグレードが1のあなたのユニットが4枚以上なら、コスト【カウンターブラスト1、このユニットを退却させる】ことで、ドロップゾーンからグレード1を1枚までリアガードサークルにコールする。
ルアードがヴァンガードならデッキとリアガードでグレード1に。これで「天空を舞う竜 ルアード」で呼べますね。
効果的にはアタックの要みたいな感じです。アタック終了時のコール効果なので、さらに1回攻撃回数を増やせます。
グレード1しか呼べませんが、フォースⅠがあれば攻撃を届かせられますね。フォースは2枚得ているはずなので、その2枚は重ねて置いても良いでしょう。少なくともパワー28000での追撃になるのは魅力的です。
やっぱマーカー使い回せる連続攻撃はやばいね・・・。
強いて言うならコストが不安か。
「天空を舞う竜 ルアード」でカウンターブラスト使って、「竜刻魔道士 モルフェッサ」でカウンターブラスト使って、ドロップ次第では「覚醒を待つ竜 ルアード」でもカウンターブラスト使って・・・となかなかカウンターブラストを使っていきますが、ただまあ「黒の賢者 カロン」のおかげでそこまで心配することもなさそう。
効果で呼べばソウルブラスト1でカウンターチャージ1。スペリオルコール効果のコストを実質ソウルブラスト1に変換していると言っても良いでしょう。
「覚醒を待つ竜 ルアード」でグレード1は大量に呼べるので、その中に「黒の賢者 カロン」を入れておいてカウンターチャージを決めていきたいですね。
登場ターンが終われば仕事が無くなりますが、「覚醒を待つ竜 ルアード」で退却させてドロップからデッキに戻せばまた呼んでこられます。ルアードはマジで登場時効果持ちと相性が良いですね。
盤面を絶えず動かし続けられるので無駄になりません。
グレード1を呼ぶだけと言えばそれまでなのに、パワーの確保、連続攻撃の準備、カウンターチャージと色んなことができる。シャドウパラディンの層の厚さを思い知らされたような気がします。
ちなみに呼べる枚数はソウルのルアード+1枚なので、再ライドを繰り返すごとに強さは増していきます。ていうか「覚醒を待つ竜 ルアード」にターン終了時にライドし直すおかげでフォースもさらに得てるのやばいよね。
再ライドしなくても次のターンからはフォース3枚で攻めることができるのやばい。いや、「天空を舞う竜 ルアード」にまたライドするから4枚か。再ライド出来てたら5枚。どうなってるんだ・・・。
ちゃっかりパワーも確保できる永続効果
グレード1の数だけ自身を強化できる効果を持ちます。1体につき+5000なので、最大+25000か。充分すぎる・・・。
これのおかげで惜しみなくフォースをリアガードに回せますね。
さらにソウルのグレード3が2枚以上あれば、グレード1のクリティカルが2に。これでさらに相手を追い詰めていけます。
「竜刻魔道士 モルフェッサ」のおかげで4回攻撃できるのに加えて、グレード1の攻撃はクリティカル2なんだからたまらないですね。ちゃっかりモルフェッサはリアガードだとグレード1なのでここもしっかりクリティカルが上がります。
フォースⅠでパワーを確保していきましょう。
ソウルにグレード3を2枚置こうと思えば、「覚醒を待つ竜 ルアード」に再ライドする必要があります。
つまり初回ライド時からは達成できない。まあそれくらいはね。逆に初回ライド時からここまでできたらやばすぎる。
ただ、「結氷の魔女 ベンデ」で「ファントム・ブラスター・ドラゴン」をスペリオルライドさせることで、一段階早くソウルにグレード3を2枚置くことが出来るようになります。
最速「ファントム・ブラスター・ドラゴン」ライドを決めた後に、「覚醒を待つ竜 ルアード」に再ライド。これで「天空を舞う竜 ルアード」に竜刻変化すればソウルのグレード3は2枚になりますね。
「ブラスター・ダーク」「ファントム・ブラスター・ドラゴン」「結氷の魔女 ベンデ」を入れる必要があるのでデッキスペースが足りるかは謎ですが、狙ってみるのも面白そう。
まあそれはそれとして、状況が整えばクリティカルの上がった攻撃をリアガードだけで3回できるようになるのか。しかも獲得しまくったフォースⅠでパワーも充分。なかなか凄い時代になってきました。
まとめ
「覚醒を待つ竜 ルアード」「天空を舞う竜 ルアード」についてでした。
凄いのが出てきましたね。除去できてドローできて展開できて攻撃回数も多くてパワーとクリティカルも高いデッキと来た。全部乗せだ・・・。
さすが「虚幻竜刻」の目玉カード。いっそ清々しいレベルの強さです。
まあでも最近は全部インフレしてるから逆に楽しいまである。登場が楽しみですね。