おはようございます。しんぺいです。
マスターデュエルで壊獣カグヤを組んでから、壊獣について調べています。
以前は壊獣のリリースがいかに強力かを解説しました。

今回はデッキに採用する壊獣の選び方について紹介していこうと思います。
壊獣を採用することになったはいいものの、どの壊獣を採用しようか?となった際に参考になれば幸いです。
基本的には攻撃力の低い壊獣がおすすめ
相手モンスターをリリースできる壊獣は7種類います。
壊獣を採用するとなった際、どの壊獣を採用するか迷いますが、基本的には攻撃力の低い「海亀壊獣ガメシエル」を選べば大丈夫です。

壊獣は攻撃表示で相手の場に出すため、攻撃力の低い壊獣を採用しておくと戦闘破壊しやすく、与える戦闘ダメージも大きくなります。
なので特別意識することが無ければ「海亀壊獣ガメシエル」を採用しておくのが安定ですね。
ただ、せっかく採用するなら戦闘破壊しやすい以外の利点も持たせたい、ということならそれぞれのデッキで相性の良い壊獣を選んでいく必要があります。
ここからは各壊獣をより詳しく紹介していきます。それぞれステータスが違うので、あなたのデッキに合った壊獣が見つかるかもしれません。
それぞれの壊獣の特徴を紹介していく
攻撃力が低くて扱いやすい海亀壊獣ガメシエル

「海亀壊獣ガメシエル」は攻撃力が壊獣の中で一番低いです。なので相手の場に送りつけても戦闘で処理しやすくなっています。
攻撃力2200なので、こっちが何かエースモンスターを出せばだいたい超えてるでしょう。
他にステータスを活かすなら、水属性であるところが活かしやすいでしょうか。
水属性モンスターは「餅カエル」で墓地から回収することができます。

相手の制圧系モンスターをガメシエルで処理しつつ、こちらは「餅カエル」で使ったガメシエルを回収する、という動きが狙えます。
「餅カエル」を採用しているデッキで壊獣を何か採用するなら、水属性であるガメシエルがおすすめです。
また、周りの環境によるものの、水属性水族というのはわりとマイナーなので「群雄割拠」や「御前試合」を採用するデッキで使うことも考えられます。


相手モンスターが1体の場合にそのモンスターをガメシエルに変換、その後これらのカードを発動することで相手の行動を大きく制限することができます。
これはガメシエルだけでなく、他のマイナー種族や属性を持つ壊獣にも当てはまりますね。
高レベル高攻撃力を持つ壊星壊獣ジズキエル

ジズキエルはレベル10に攻撃力3300とかなり高いステータスを持ちます。
普通に使って相手の場に出すと処理に苦労してしまいますね。どちらかと言うと自分の場に出したいモンスターです。
壊獣を何種類か採用するデッキであれば、自分の場に特殊召喚する用として高いステータスを持つ壊獣を採用するのもありかもしれません。
「妨げられた壊獣の眠り」を採用すれば、相手モンスターの除去手段を増やしつつこちらは強力なステータスの壊獣を場に出せるようになります。

複数種の壊獣を採用する場合はこちらと合わせてジズキエルを自分の場に出すというのも良いですね。
ジズキエルは属性と種族が光属性機械族とどちらもメジャーなので、対応するサポートが多いです。
まずは光属性機械族ということで「サイバー・リペア・プラント」に対応しています。

「サイバー・ドラゴン」デッキ専用カードではありますが、魔法カードでサーチできるというのは大きいですね。
「サイバー・ドラゴン」のデッキは制圧系モンスターを潜り抜けて高い攻撃力を叩きつけるデッキなので、壊獣との相性はとても良いです。
レベル10の機械族というと列車デッキでの採用も考えられます。
「臨時ダイヤ」に対応しているのも嬉しいところ。

列車も攻撃力の高いデッキであるため、ジズキエルを使ったとしても処理に困ることは少ないでしょう。
攻撃力は高いものの、ステータスがわりと優秀なので優先して採用したいデッキも多いですね。
属性に恵まれた怪粉壊獣ガダーラ

ガダーラは風属性昆虫族のレベル8です。
わりとマイナーな属性と種族ですが、風属性というのが役立つ場面があります。
「烈風の結界像」を出されていても特殊召喚が可能な壊獣として評価が高いです。

特定の属性以外の特殊召喚を封じる結界像は各属性に存在していますが、「王神鳥シムルグ」から簡単に出てくる「烈風の結界像」は目にすることが特に多いかと思います。

壊獣はリリースによる除去性能が非常に高いですが、特殊召喚する効果の過程でリリースするため、特殊召喚できない状況に追い込まれると使えなくなってしまいます。
風属性以外の壊獣は「烈風の結界像」が場にいると出すことができません。
なので風属性であるガダーラはそれだけで他の壊獣よりも優位に立っていると言えるでしょう。
攻撃力は2700と高めですが、除去に苦労しないのであればガダーラを優先して入れても良いかと思います。
闇属性をどれだけ利用できるかがカギな多次元壊獣ラディアン

ラディアンはレベル7の闇属性悪魔族の壊獣です。
闇属性というのが良いですね。サポートが非常に多い属性のため、リリースして相手の場に出す以外にも使い道は多いです。
よく使われる手札交換カードの「闇の誘惑」に対応しているのがありがたい。

壊獣は先攻で引いてしまうと展開に使えないため、こうした手札交換カードで処理できるのは良いですね。
闇属性主体のデッキであれば「闇の誘惑」が自然と入ることも多いので、そういったデッキに壊獣を採用する際は闇属性であるラディアンにしておくと良いでしょう。
ただ、メジャーゆえに相手も闇属性を活用できるカードを採用している可能性があります。
「暗影の闇霊使いダルク」で墓地から取られてしまうのが痛いですね。

ダルクはわりと採用されやすいカードなので、こっちが闇属性主体のデッキでもない限りはラディアンの採用は避けておいた方が無難です。
偏ったステータスが役に立つ怒炎壊獣ドゴラン

「怒炎壊獣ドゴラン」は炎属性恐竜族とあまりメジャーな属性でも種族でもありません。
注目すべきは壊獣の中で最も低い守備力を持つことでしょうか。
守備力1200は守備力1500以下のサポートに対応しています。「黒き森のウィッチ」でサーチできる唯一の壊獣というのが良いですね。

「黒き森のウィッチ」でサーチしたカードはそのターン中効果を発動できませんが、壊獣が持つ相手モンスターをリリースして相手の場に特殊召喚する効果は発動する効果ではないのでサーチしたターンでも使うことができます。
また、メジャー種族ではないと言いましたが恐竜族はサポートが強力な種族です。
「魂喰いオヴィラプター」に対応しているので、簡単に手札に持ってくることができます。

また、オヴィラプター自身は「化石調査」に対応しているので、かなり安定して手札に持ってくることができるでしょう。

ドゴランは壊獣の中でも抜群に手札に持ってきやすいと言えます。
攻撃力3000とかなり高く、戦闘以外でも処理方法を用意しておいた方が良いですが、そこさえなんとかなれば採用しやすいカードと言えるでしょう。
まだまだ攻撃力の低さを活かしたい粘糸壊獣クモグス

クモグスはガメシエルに次ぐ攻撃力の低さが特徴です。
戦闘破壊のしやすさを優先するのであればガメシエルの次に採用候補に挙がってきますね。
また、低攻撃力の壊獣を2種類採用するというのがありがたい場面もあります。
というのも、採用する壊獣が1種類だけだと、手札に2枚来てしまった場合にちょっと困ります。
1体を相手の場に出し、もう1体を自分の場に出せるのですが、そのままだと相打ちになります。
これがもしクモグスとガメシエルを1枚ずつ引いた場合になると、相手の場にガメシエル、自分の場にクモグスを出すことで戦闘でガメシエルを一方的に破壊することができます。
まあ壊獣を出す以外にやることが無いような、あんまり想定したくない事態ではありますが・・・。
他には「妨げられた壊獣の眠り」を採用したいけど、あまり高い攻撃力の壊獣を入れたくない場合に採用候補に挙げられるでしょう。
素引きしても処理しやすく、壊獣の種類を散らすことができるというのは役に立つ場面もあります。
高攻撃力を活かしたい雷撃壊獣サンダー・ザ・キング

サンダー・ザ・キングはレベル9で攻撃力3300とジズキエルとかなり似たステータスを持っています。
ジズキエルと同じく高い攻撃力を活かしたいのはもちろん、サンダー・ザ・キングを採用する場合はレベル9であることを利用したいですね。
レベル9のサポートと言えば「星遺物の胎導」。

光属性はともかく、雷族はわりとマイナーなので種族・属性が異なる縛りも抜けやすいでしょう。
壊獣を出張目的で採用する場合は、除去以外の場面でとにかく邪魔になりやすいです。なのでこうした展開用カードのサポートに対応しているのはありがたいところ。
種族サポートで言うと「雷龍融合」のサーチに対応しているのは見逃せません。

墓地に送って即サーチとまではいかないものの、手札消費無しでサーチができるので心強い。
「雷龍融合」を使って展開し、返しのターンで捲られた際の切り返しとして役に立ちます。
ステータスから選ぶ壊獣
ここまで各壊獣について紹介してきました。
ここからは壊獣のステータスについて知っておくと役に立つラインを紹介していこうかと思います。
単純に攻撃力が低いほど戦闘破壊しやすいのは当たり前ですが、ステータスによっては採用するサポートもあるのでそちらを優先するのも良いでしょう。
手札事故の軽減に役立つレベル8
レベル8がメインのデッキだとレベル8の壊獣を優先して採用したくなります。
その理由が「トレード・イン」です。

ラディアンのところでも少し言いましたが、壊獣はいらない場面で手札に来ると本当にいらないです。先攻で引いたところで何の役にも立ちません。
なので「トレード・イン」のような手札交換系のカードに対応しているととても採用しやすくなります。
相手のモンスターへの対策として採用しつつ、必要のない場面では手札交換として処理できる。これはかなりありがたいですね。
レベル8の壊獣には
- 海亀壊獣ガメシエル
- 怪粉壊獣ガダーラ
- 怒炎壊獣ドゴラン
の3体がいます。
痒い所に手が届くレベル7
レベル7の壊獣の良いところはまず手札交換カードの「七星の宝刀」に対応しているところ。

「トレード・イン」に対応するレベル8と同じく、レベル7にも手札交換カードがあるので対応しているのが嬉しい。
ただ、「トレード・イン」と違って除外するのでレベル7主体のデッキと言えども「七星の宝刀」が採用されやすいと言えないのが惜しいところか。
あとレベル7は高すぎないギリギリのライン。ペンデュラム召喚にも対応しやすいのが良いですね。

メタルフォーゼのようなスケール8が使えるペンデュラム系のデッキではレベル7の壊獣を採用しておくといざという時に自分の場に出すことができます。
レベル7の壊獣には
- 多次元壊獣ラディアン
- 粘糸壊獣クモグス
がいます。
攻撃力が高いほど良いパターン
攻撃力が低いほど戦闘で処理しやすいので基本的に攻撃力の低い壊獣を採用するのが良いのですが、高い攻撃力にはまた別の使い道があります。
よくあるのが破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えるカードを使う場合。

破壊したモンスターの攻撃力が高いほどダメージも上がるため、こういったカードを採用する場合は攻撃力の高い壊獣を採用したいですね。相手の攻撃力が低いモンスターを高攻撃力に変えるような使い方もできます。
守備力2200は1つのライン
攻撃力が低い壊獣は戦闘破壊しやすくて良いですが、守備力の低い壊獣もまた利用しやすい存在です。
関係するのはペイン・ゲイナーを使う時ですね。

ペイン・ゲイナーは自身の守備力以下の守備力を持つ相手モンスターを破壊できます。
ペイン・ゲイナーの守備力は基本2200であることが多いので、守備力2200以下の壊獣はペイン・ゲイナーであっさり処理することができます。
ペイン・ゲイナー自体はランク8~10を扱うデッキで出せますし、ペイン・ゲイナー→セブン・シンズ→アーゼウスと絡めることで素材4つ以上のアーゼウスを作るのによく使われます。


これらのカードを使うデッキで壊獣を採用する際は、守備力の低い壊獣を採用するのが良いですね。
守備力2200以下の壊獣には
- 怪粉壊獣ガダーラ(守備力1600)
- 怒炎壊獣ドゴラン(守備力1200)
- 雷撃壊獣サンダー・ザ・キング(守備力2100)
がいます。
まとめ
壊獣についてでした。
相手モンスターを除去する目的だけならどの壊獣を使っても同じですが、ステータスに違いがあるので自分のデッキに合った壊獣を採用したいですね。
ギアギガのサーチは4以下のはずでは?
あ、本当ですね。対応してないです。
すみません直しておきます。ご指摘ありがとうございます!