可能性の塊すぎる蝕滅の龍樹 グリフォギィラのデッキ【ヴァンガード】

おはようございます。しんぺいです。

アニメ3話を観ました。龍樹やべえっすね。

グレード10のヴァンガードとか、ライドデッキに超トリガーとか、楽しい要素満載でした。

ああいうのをアニメが初見で観ることができたっていうのがまた嬉しい。

最近はアニメで新カードお披露目してくれるから、土曜日はヴァンガードのアニメ観るまでTwitter断ちしています。初見で観たいからね。

ヴァンガードのアニメの評価が僕の中で爆上がりしています。この調子で続いて欲しい。

 

で、今日はそんな第3話で登場した「蝕滅の龍樹 グリフォギィラ」について見ていこうと思います。

効果についてはファーストヴァンガードのグリフォシィドのテキスト判明の時に改めて観た方が良いと思うので、今日はアニメから分かる龍樹デッキの概要と、各国家どんな感じになりそうか、その辺りを考えていこうと思います。

 

アニメから分かる龍樹デッキ

向江ジンキが使用していた龍樹デッキ。

ライドデッキがもう特徴的ですね。5枚あります。

ファーストヴァンガードにグレード0のグリフォシィド。あとは3枚の災厄カードですね。そして残りの1枚は・・・。

 

災厄カードは実はもう登場していて、第8弾「女神再臨」で収録されていたやつらです。

イラストはジンキが使用していたものと違うので、もしかしたら第9弾「龍樹侵攻」にまた収録されるのかもしれません。

 

グリフォシィドはグレード1、2、３とライドしていくことはなく、毎ターン災厄カードをソウルに置いていきます。

普通のデッキがグレード1、2、３とライドしていく代わりに、グリフォシィドはライドデッキからグレード1、2、３と災厄カードをソウルに置いていく感じですね。

 

で、ソウルにグレード1～3までの災厄カードが揃ったら、それらをライドデッキに戻して、メインデッキから「蝕滅の龍樹 グリフォギイラ」にライド、という流れ。

グリフォギィラにライドすると、今度はアタック時にライドデッキに戻した災厄カードを除外していきます。

災厄カードをすべて除外した後にアタック時効果を発揮すると、ライドデッキに残された最後の1枚、超トリガーを発動、という流れです。

その際、龍樹マーカーのあるリアガードをすべてスタンドさせるので、超トリガーを発動させるターンの攻撃は凄まじいものになりますね。

 

時間をかけて準備を進め、最後にデカい効果を放つという流れはギーゼを思い出させます。

ギーゼとグリフォギィラの似ているところとして、どのデッキにも入り得るところですね。

正確なルールはまだ不明ですが、グリフォシィドとグリフォギィラがどの国家にも属さないため、どの国家のデッキにも入れることができると思われます。

 

アニメではダークステイツで使っていましたね。ジンキ曰く「君（ミチル）に合わせてみた」とのことなので、色んな国家に入れることができるんでしょう。

 

その他アニメから分かることとしては、グリフォシィドからグリフォギィラにライドした時に龍樹マーカーを2個置いていたことでしょうか。

とりあえず龍樹マーカー2個から始まるため、グリフォギィラのパワーは23000になります。

そこから龍樹の落胤を1枚でも出すことができれば、龍樹の落胤の効果で龍樹マーカーを1つ置いて、マーカー3つにできます。そこまでいけばクリティカルを上げられますね。

 

龍樹の落胤は五大国家に1体ずつ存在するグレード1のユニットで、共通効果としてR登場時にカウンターブラスト1で龍樹マーカーを置く効果を持っています。

龍樹デッキを組む際は、グリフォシィドとグリフォギィラの他に、選んだ国家にいる龍樹の落胤を入れることになるでしょう。

 

龍樹マーカーはリアガードサークルに置くマーカーで、そのマーカーがあるリアガードサークルにいるユニットはパワー＋5000されます。シンプルにパワーを上げられるので使いやすい。グリフォギィラは龍樹マーカーの数に応じてパワーが上がるし、わりとパワーライン高めのデッキになりますね。

 

アニメから分かる龍樹デッキはだいたいこんなところでしょうか。

色んな国家でデッキを組むことが出来るので、色んな龍樹デッキが考えられると思います。

続いて、各国家での龍樹デッキがどんな感じになりそうか見ていきましょう。

 

ドラゴンエンパイアの龍樹デッキ

グリフォギィラの効果が判明してから一番言われている気がしますが、「ヴェルリーナ・エスペラルイデア」との相性が良いですね。

「龍樹の蝕滅 グリフォギィラ」がグレード10のため、グレード4のエスペラルイデアも普通にコールできます。

そして龍樹マーカーを置けば単騎パワー18000に。5000ガード1枚で止まらないパワーを出せますし、そこからソウルブラスト1でスタンドできますね。

 

効果だけ見るとかなり相性が良いので注目されています。龍樹シリーズに攻撃回数を増やすカードは無いので、そこを補えるのがかなり良い。

 

難点としてはやはりソウルでしょうか。圧倒的ソウル不足。

グリフォシィドを使うことで、ライドによってソウルを貯めることが出来なくなります。ソウルに入った災厄カードは全部ライドデッキに帰りますから。

 

となると効果を使わずに用意できるソウルはグリフォシィド1枚のみ。あとはペルソナライドで貯まる分。

これだけだと足りなくなること必至ですので、なんらかのソウルチャージ手段は必要ですね。

 

個人的にはバリオディグニールとかミリンが良いかなと思ってる。

ソウルに入りつつ、エスペラルイデアのパワーを上げてくれます。

 

オーバードレス関連のカードを採用しなくていい分、他でサポートできますね。

「スタティクラック・ドラゴン」とかいかがでしょうか。

あとは除去されたらレツジで回収とか。

グレード10なのでカウンターチャージはできませんが、回収用には良さげ。

 

残りのカードはどうしようか。

カウンターブラストはあんまり使わないので、そっちを使いつつあわよくばソウル貯められるカードが良い。

ドラゴンエンパイアの龍樹の落胤は退却によって効果を発動するので、あわよくばそれも狙いたいが・・・。

枠的に厳しそうではある。エスペラルイデア寄りのカードを減らして、退却用のカードを入れる方がアドバンテージ獲りやすくて良いのかもしれません。

 

今のところドラゴンエンパイアで組むのが良さげでしょうか。最後の超トリガーも強いですしね。Vスタンドしつつリアガードもスタンドする。さらにエスペラルイデアは自力でスタンドできるとなればフィニッシュ力は抜群です。

 

そこに至るまでも、少ない攻撃回数をエスペラルイデアでサポートできますし、かなり相性良いですね。

 

ケテルサンクチュアリの龍樹デッキ

ケテルサンクチュアリで組むと、堅実にユニットを展開できるデッキになるかと思います。

カルブレの存在が大きそう。

お手軽展開にペルソナライド補助。器用に動けます。

パワーは低いですが、そこは龍樹マーカーで補うということで。

ケテルサンクチュアリの龍樹の落胤は、展開時のドロー効果を持っていますね。

龍樹マーカーの配置と展開効果で結構カウンターブラストを使っていきますが、コスト回復はタナルルに任せる感じかな。

しかしカードリストを見てると、展開は得意ですがイマイチ光るものが無いようにも思えます。

いやまあ、リアガードは普通に展開できてて、パワーは龍樹マーカーで高いんだからそれだけで充分な気はするんですが。

 

基本的にカウンターブラストの数だけアドバンテージは獲っていける感じなので、もしかしたらシンプルに使いやすいデッキが出来上がる可能性もある。

あんまり特別なコンボは無いんですが、個人的には好きな感じのデッキになりそう。

 

そう言えば実用性は知りませんが、特別なコンボというとバスティオン・プライムでしょうか。

最後に超トリガーを使えるので、それで使うアマルティノアの効果でバスティオン・プライムにドライブチェックを与えれば、トリプルドライブすることができますね。デッキ切れ？知らん。

 

展開が得意な国家は龍樹と相性良い気がします。低めのパワーは龍樹マーカーで補えますしね。

 

ダークステイツの龍樹デッキ

ダークステイツはアニメでもやってましたが、正直かなり苦しそう・・・？

グリフォシィドを使う関係でソウル1枚スタートなので、ソウルブラストの多い国家は使いにくい気がします。

 

アニメでは「パンデモニウム・タクティクス」を使っていましたが、そこまでしないとソウルが足りなくなりそうですね。

 

ダークステイツの龍樹の落胤は、ソウルからの展開をやってくれますが・・・。

ソウル足りるのか？という気がしないでもない。

ただ、コイツはソウルブラストだけで盤面を増やしてくれるので、うまくソウルを貯められればかなり良いアドバンテージ源になってくれそうな気はします。

 

なのでデモン・シェリダーを軸にすると良さそうなんですが、どうするか。

あまんでぃーぬで無理やりソウルを増やすとかどうでしょう。

あまんでぃーぬでソウルチャージ数を増やし、その間に「ブレインウォッシュ・スワラー」などで一気にソウルチャージ。

ソウルに入ったカードはデモン・シェリダーでコールという流れで、良い感じになりそう？

 

グングヌラームなんかを出せれば、余ったソウルも手札に変換できたり。

ソウルチャージ数が増えている状況なら、チェーグラなんかでソウル増やしつつ手札を交換したりできますし、実は動かしやすいのでは、って思ってきました。

攻撃回数的には並ですが、うまくソウルを貯められればケテルサンクチュアリを超えるアドバンテージ獲得能力がありそうです。

たぶんこっちの方がユニットのパワーも高いだろうしね。

 

恐らく一番龍樹の落胤を活かしてる軸になるはず。あれ、そう思うと結構良い感じに見えてきました。

 

ブラントゲートの龍樹デッキ

ブラントゲートはどうなるんだろう。やっぱりセットオーダーを活かす形かな。

龍樹の落胤もセットオーダー関係の効果になっています。

セットオーダーを置くとユニットの展開が可能。「コンバイン・ラッシャー」と同じような感じですね。

どこから出てくるかが違うので一概には言えませんが。

 

ただ、セットオーダーを軸にするうえで1つ気になるところが・・・。

ファーストヴァンガードのグリフォシィドで最初の2ターンを過ごすわけですが、たぶんその間グレード0なんですよね。

となるとオーダーがプレイできない。オーダーはヴァンガードのグレード以下のものしかプレイできませんから。

 

でもそれだとグリフォギィラにライドしてからセットオーダーを貼りだすことになるので、かなり遅くなります。

「コンバイン・ラッシャー」のパワーアップ条件を満たすのすらペルソナライド以降になってしまうので、セットオーダーを複数置いて戦うタイプのデッキが組みづらくなってしまいます。

 

汎用カードの内容的に多くのセットオーダーを扱うような形になると思うんですが、現状どうしても合ってない。

 

ただ、ここはグリフォシィドの正確なテキストが分かっていないのでいったん保留ですね。

グリフォシィドは一応、ソウルの災厄カードの数だけパワー＋2000されることが判明しています。アニメでは言ってないだけでもしかしたらグレードも＋1されるかも・・・？

ここどうなるかでデッキの形が結構変わりそうなので、とりあえず置いておこうと思います。

 

仮にグリフォギィラにライドするまでグレード0であると考えると、監獄に寄せるのが面白そうですかね。

監獄に収容するカードは、安いコストで大量のカードを収容できます。

それを活かして相手の攻め手を削いでいき、超トリガー発動まで耐える構築。

使うセットオーダーは監獄1つで良いので、ライドしてから1枚監獄を貼れればOKなのも良いところ。

 

恐らく龍樹と分かった瞬間相手は全力で攻撃してくると思うので、それで広げてきたリアガードを根こそぎ収容して時間を稼ぎましょう。

グリフォギィラはクリティカルを増やせるので、相手は早めにヴァンガードの攻撃をガードしなければなりませんし、手札消費をかなり誘いやすいと思います。

 

最後に発動させるのがエルドブレアスなので、「極光戦姫 ランチャー・シャルリーン」のパワーとクリティカルを上げてトドメってパターンですかね。

ガード制限付きのランチャー・シャルリーンが2回攻撃してくるだけで強いのに、2回目の攻撃は超トリガーで強化されるのがやばい。

セラスじゃないのにガード制限を満たすのはかなり難しいですが、決まれば勝ちレベルにまで持っていけるので時間を稼ぐ価値はあるかと思います。

 

ストイケイアの龍樹デッキ

ぶっちゃけ一番よく分からんのがストイケイアの龍樹デッキ。

龍樹の落胤はオーダーカードに関する効果を持っています。

ノーマルオーダーを回収できるんですが、コストが重いのでしんどい。回収した後にオーダーのコストを払うと思うと・・・。

あんまり龍樹の落胤を活かせそうにないかもしれません。

 

とりあえず龍樹の落胤を活かす方向で考えてみたいんですが、「寄る辺亡き魂よ、我が身に集え」とかどうでしょうか。

ノーマルオーダーで、合計手札2枚切ってドライブ＋1とかいうやたら重いコストなんですが、龍樹の落胤と合わせるとコストを帳消しにできる。

実質手札1枚切ってドライブ＋1になるので、使う価値も出てくるかもしれません。

 

それにグリフォギィラがパワーとクリティカル上がりますしね。そこにトリプルドライブを加えるとなんだか良い感じになりそう。

 

あとは「彷徨の獄竜」でリアガードを埋めるとかで。

オーダー使えばタダで出てきてパワーかクリティカルを上げられます。

グリフォギィラがクリティカルの上がる攻撃なのでガードされやすい。なので獄竜のクリティカルも上げて一気にダメージを与えていきたいところです。

 

その場合獄竜のパワーは上げられませんが、そこは龍樹マーカーでカバーするとマシになるだろうということで。

全体的にカウンターブラストがキツイか？

「彷徨の獄竜」の処理についても課題が残るし、あまり良い方法ではないかもしれませんが、グリフォギィラを強化するという方向性は面白そう。オーダーの良さを活かしたいところです。

 

まとめ

「蝕滅の龍樹 グリフォギィラ」についてでした。

ぶっちゃけグリフォシィドのテキストによってどう考えるか変わるところも出てくるので、記事にするの先走ったかもしれませんが、まあ考えてると面白いからいいや。

各国家で全然違うデッキになりますし、国家内でも何を採用するかでまた違ったデッキになりそう。可能性は無限大です。

 

ちなみに五大国家以外の、リリカルモナステリオやコラボでも龍樹は使えるとは思います。国家指定無いってそういうことだと思いますし。

それらの国家には龍樹の落胤がいないので龍樹マーカーは2つしか置けなくなりますが、超トリガーの発動は龍樹マーカーの枚数に関係ないので、作ろうと思えば作れます。あまりにも世界観をブチ壊してるけど。

そこら辺も含めるとマジで幅広いですね。どんな龍樹デッキが出てくるか楽しみです。