おはようございます。しんぺいです。
先日ロマノフサインの新たな可能性としてMRCロマノフを使ったデッキを考えていたんですが、
肝心の「邪眼皇ロマノフⅠ世」を採用しない形になってしまうのは寂しいなあとも思っています。
ただ、MRCロマノフを使ったワンショットキルのパターンを考えていると、なぜか「邪眼皇ロマノフⅠ世」を使ったワンショットキルを続々と思い付いたので今回は「邪眼皇ロマノフⅠ世」(もしくは「邪眼皇ロマノフⅠ世 GS」)を使ったロマノフサインを考えていこうと思います。
邪眼皇ロマノフⅠ世でワンショットキルを目指す場合
「邪眼皇ロマノフⅠ世」でワンショットキルを目指そうとすると、アタック時効果で復活呪文を唱えていくことになるかと思います。
特に復活させたクリーチャーにスピードアタッカーを与える「煉獄と魔弾の印」を唱えることで、次々とアタッカーを呼び出すことができますね。
単純に「煉獄と魔弾の印」で「邪眼皇ロマノフⅠ世」を呼び続けるだけでもワンショットキルできる打点を作ることができます。
ただ、その方法は個人的にどうかと思っています。ワンショットキルを成功させるのがかなり難しい。
具体的には、
- シールド5枚割ってトドメまで行くにはロマノフが4体必要
- 相手のS・トリガーで呼び出したアタッカーを止められる
この辺りが大きな課題となります。
ロマノフがW・ブレイカーのため、5枚あるシールドを全部割ろうと思うと3体出さないといけません。トドメまで行くならもう1体必要です。無駄が多いですね。
また、ロマノフ自身は除去耐性が何も無いので、相手にS・トリガーを引かれると後続が除去されて攻撃が止まってしまいます。
その辺りを考えると、単純にロマノフを呼び続けてトドメまで持っていくのは難しいでしょう。
なので、ロマノフだけでワンショットキルを成功させようとするのではなく、T・ブレイカーのアタッカーを用意したり、除去耐性のあるアタッカーを用意したりと工夫する必要がありますね。
T・ブレイカーのアタッカーを用意する
ロマノフでシールドを効率的に割っていくには、T・ブレイカーのアタッカーを使うのが良いでしょう。
T・ブレイカー+W・ブレイカーでシールドを全部割れるので、必要なアタッカーの数が減ります。
ちなみにこの方向性で最高の組み合わせが、先日紹介したMRCロマノフ+「CRYMAX ジャオウガ」ですね。
MRCロマノフのアタック時に「CRYMAX ジャオウガ」を出すことで、相手のシールドを強制的に3枚にしつつ、アタック中のMRCロマノフでシールドを全部割ることができます。
必要なアタッカーが2体で済むうえに、MRCロマノフで3枚の呪文を唱えられるのでアタッカーの供給数としては申し分ない状態。恐らく成功率がかなり高いワンショットキルとなるでしょう。
ただ、今回はあくまで「邪眼皇ロマノフⅠ世」を使いたいのでまた別の組み合わせを考えていきます。
このMRCロマノフを見ていて思い付いたのが、「ロマノフⅠ世がT・ブレイカーになれば良いんじゃない?」という考え。
ロマノフⅠ世がW・ブレイカーなので後続にT・ブレイカーのアタッカーを呼ばないといけないと考えていましたが、逆に言えばロマノフⅠ世がT・ブレイカーになってしまえば後続のアタッカーはW・ブレイカーで良くて、選択肢が広がるはず。
というわけでロマノフⅠ世をT・ブレイカーにしていきましょう。そう、革命チェンジです。
革命チェンジであればロマノフⅠ世のアタックをT・ブレイクに変えつつ、アタック時効果も使うことができます。
ただし、その分要求手札が厳しくなってしまいます。手札に革命チェンジ先を持っておかないといけませんから。
なのでここで使いたいのは超次元クリーチャーの「蒼き覚醒 ドギラゴンX」。
P革命チェンジによりロマノフⅠ世と入れ替わりで超次元ゾーンから出てこられるT・ブレイカーです。
超次元ゾーンのクリーチャーであれば引きに左右されることは無いので、確実にロマノフⅠ世をT・ブレイカーとして扱えますね。
というわけで流れとしては、
- 「煉獄と魔弾の印」でロマノフⅠ世を出す
- ロマノフⅠ世のアタック時に「蒼き覚醒 ドギラゴンX」にP革命チェンジ
- ロマノフⅠ世のアタック時効果で復活呪文を唱え、別のアタッカーを呼ぶ
って感じですね。
T・ブレイクによって相手のシールドは2枚のはずなので、あとは残り2枚のシールドを割ってトドメまで持っていけるクリーチャーを選ぶだけです。
邪眼皇ロマノフⅠ世を使ったワンショットキルのパターン
ここまでの流れを踏まえて、ロマノフⅠ世で呼ぶアタッカーは何が良いかを考えてみましょう。
今のところ思い付いているのは
- 紫天連結 ネバーシデンド
- 仙祖電融 テラスネスク
- 無弦皇 ジャッキー
の3体です。
紫天連結 ネバーシデンド採用型
恐らく最もお手軽にトドメまで持っていけるのが、「紫天連結 ネバーシデンド」です。
「煉獄と魔弾の印」でスピードアタッカーにして呼び出すことで、残り2枚のシールドを割ったうえ2回攻撃によりトドメまでやってくれます。
さらに、EXライフ及びEXライフが剥がれた時の耐性があるため、除去系のS・トリガーをかわしつつトドメまで持っていけるのが良いですね。
代わりにG・ストライクやタップ系のS・トリガーに無力ですが、そこはもう割り切りで・・・。
必要カードが最も少なく、
- ロマノフⅠ世
- ネバーシデンド
- 煉獄と魔弾の印
で完結しているのも良いところ。これ以外の採用カードはワンショットキルを成立させるために回すことができます。
ネバーシデンドは闇文明を含まないので、採用するロマノフⅠ世は「邪眼皇ロマノフⅠ世 GS」が良いでしょう。
デッキの上から5枚墓地に落とせるので、ネバーシデンドが墓地に行く可能性が上がります。
「煉獄と魔弾の印」を唱えるところからワンショットキルがスタートするので、スピードを上げるにはマナ加速など他の手段が必要なのは検討の余地あり。
2→4→6の流れで行くとスムーズではありますが、自然を入れた4色デッキになるうえ多色事故が多発しそうなのは否めません。
運任せではありますが、3コストチャージャーから「法と契約の秤」を唱えるのもあり。
これで「邪眼教皇ロマノフⅡ世」を出すことで、「煉獄と魔弾の印」を唱えに行きます。
上手くすると5マナ目で「煉獄と魔弾の印」を絡めたワンショットキルコンボを開始することができます。
大量に墓地のカードが増えるので、ネバーシデンド含めたパーツが揃いやすいのも魅力の1つ。
「煉獄と魔弾の印」自体は6マナの呪文と重めなので、そこまでをどう過ごすかはデッキ構築の時に考えておく必要がありますね。
早く決めようとするのではなく、メタクリーチャーや除去・手札破壊を絡めて順当に生き抜くのも良いでしょう。
必要パーツが少なめではあるので、この方向性で組んでいくのは悪くなさそうです。
仙祖電融 テラスネスク採用型
「仙祖電融 テラスネスク」はジャストダイバー持ちのアタッカーですね。
ジャストダイバーにより選ばれなくなるので、ネバーシデンドでは弱かったG・ストライクにも耐性があります。
こちらも「煉獄と魔弾の印」で出すことですぐに攻撃に参加させましょう。
このままだとトドメまでは持っていけませんが、登場時効果の「手札から4コスト以下のカードを使う」というところに可能性を感じます。
「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」の出番ですね。
これでテラスネスクにドラグハートを付けることで、アタッカー性能を底上げしていきます。
プロトハートが分かりやすい。
テラスネスクが2回攻撃できるようになります。ジャストダイバー持ちでEXライフもあるやつが2回攻撃できるということで、G・ストライクや除去をすり抜けつつトドメまで持っていくことができますね。
ガイハートもあり。
ロマノフⅠ世→テラスネスクと攻撃することで2回目のアタックになるので、アタック終わりに龍解することができます。
アタックの終わりに新たなアタッカーを出すことで、G・ストライクや除去系のS・トリガーに加えて全体タップ系のS・トリガーすらかわすことが可能に。
元々ドラグハートは装備元のクリーチャーが除去されることに弱いですが、ジャストダイバーとEXライフのおかげでテラスネスクが除去されることもまあ無いでしょう。最高の相性を誇っています。
この方向性でデッキを組む場合は、ドローソースを増やした方が良さげ。「煉獄と魔弾の印」を唱えることはもちろん、手札に「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」を用意しておかないといけません。
火水闇の3文明の構築にして、序盤はドローしつつ耐えていく形を目指すことになるかと思います。
また、コンボ色がかなり強めになるので、「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」が引けない場合にも備えておく必要があるでしょう。
ただ、それに見合ったワンショットキル性能はあると思います。ロマノフⅠ世を使うワンショットキルの中では成功率高めな気がする。
無弦皇 ジャッキー採用型
「無弦皇 ジャッキー」もジャストダイバーのアタッカー。
スピードアタッカーは無いので、「煉獄と魔弾の印」で出してあげましょう。
こちらはアタック時にアウトレイジ・メクレイド∞を行えます。これで追加のアタッカーを呼んでくるという寸法です。
デッキ構築の際はアウトレイジに固める必要がありますが、「飛翔龍 5000VT」を自然に入れられるのが強い。
相手がメタクリーチャーを並べてくるようなデッキであれば、5ターン目に素出ししてメタクリーチャーを除去しつつ再展開させないという強力な下準備も行えます。
難点としては、トドメ要員の用意がアウトレイジ・メクレイド頼りなので不安定なところか。
スピードアタッカーのアウトレイジを多く採用しておいてトドメまで持っていけるようにしたいところです。
アタック時に呼んでおくので、ジャッキーでブレイクしたシールドによる妨害はもろに受けますが・・・。
ジャストダイバー持ちは素でスピードアタッカーを持っていませんしで、トドメまで持っていくにはなかなか難しいかもしれません。
代わりに足回り含めてアウトレイジ基盤を使えて結構強い。そこら辺をフルに活かして、必ずしもワンショットキルにこだわるわけではない構築を目指すのが良いのかもしれません。あんまり寄り過ぎるとアウトレイジデッキで良くね?になってしまいますが。
まとめ
ロマノフサインの新たな可能性についてでした。
ロマノフⅠ世を使いたい気持ちでいくつか候補を出しましたが、うまくいけばロマノフⅠ世が活躍するようなデッキになりそうです。
ざっと調べてみたところだとテラスネスク型に一番可能性を感じるかな~。久々にロマノフサインを大きくいじることになりそうなんでワクワクしています。
以前の型はこちら。ワンショットキルではなく、単体で強いやつを集めて戦う形。かなり使いやすくて気に入っていますが、ロマノフⅠ世は空気です。
昔好きだったカードって定期的に使いたくなりますよね
自分の場合ロマノフでは無いですが、初代デスフェニックスの構築をずっと続けています
未だに「これだ」と言えるものは組めていないのですが…
コメントありがとうございます。
好きなカードは使いたくなりますね~
デスフェニックス! 今はファイアーバードが増えてきて追い風きてますし、良いデッキ作っていけると良いですね!