今回はデュエパーティーデッキの話。
ロマノグリラ0世のデュエパーティーデッキを作ったので紹介していこうと思います。
3分の1ルールで作ってみたところ、わりとデッキ構築で変に悩むことなく構築を進められたので、そちらも合わせて紹介していきます。
3分の1ルールについて
3分の1ルールというのは僕が勝手に言っているだけで公式に存在するわけではないんですが、デュエパーティーのデッキ構築に関する指針みたいなもんです。
どういうもんかと言うと、60枚のデッキのうち
- 足回り
- 防御用カード
- メインギミック
でそれぞれだいたい20枚ずつ区切ることで、良い感じにバランスの取れたデッキを作れますねってやつ。
エキサイティング・デュエパ・デッキのカードリストを眺めてたらだいたいそんな感じになってるっぽかったんで真似してみました。果たして本当にそうなのかは不明だけど。
というわけで、ここでのデッキ紹介も足回り、防御用カード、メインギミックの3つに分けて紹介していこうと思います。
ロマノグリラ0世のデッキ紹介
全体的な採用カードの指針
まずはデッキの全体的な説明から。
パートナーは「零獄接続王ロマノグリラ0世」です。

光自然闇の大型ディスペクター。
アタック時にマナと墓地から2体までクリーチャーを復活させられる強力クリーチャーです。
マナさえ増やせば大型クリーチャーをバンバン出せるので、それらで相手を制圧していけって感じになっています。
なので大まかなデッキの動きとしては、最初はマナを貯め、マナが貯まったらロマノグリラを出して更なる大型クリーチャーの展開に繋げていく、というシンプルなものになっています。
足回り
まずは足回りから。採用カードはこちらです。

マナブーストカードで固めています。マナブーストから始まるデッキなので、足回り枠にはマナブーストを採用するという感じですね。
この辺を使って7マナくらいまで伸ばしていきたいところ。
ちなみに採用カードのマナカーブについては
- 2マナ・・・6枚
- 3マナ・・・9枚
- 4マナ・・・4枚
- 6マナ・・・1枚
となっています。
だいたい2~3マナ帯のカードを15枚程度採用していれば、序盤に事故ることはないかなという印象です。
それぞれのカードについては、単なるマナブースト以上の役割を持てないか?を考えて選びました。
例えば「フェアリー・Re:ライフ」のように、マナブーストカードでありながらG・ストライクで防御用カードとしても数えられる、というようなイメージです。
あとは、ロマノグリラ0世はクリーチャーを展開するデッキですから、なるべく呪文単体よりはクリーチャーでもあるカードを採用するだとか。
「砕慄接続グレイトフル・ベン」を採用しているため、ディスタスを入れられるなら入れておくとか。
マナブーストカードが追加で持つ役割が、デッキ全体の方向性に合ったようなカードを選んでいくのが良いかと思います。
ちなみにデュエパーティー的にイチオシのカードと言えば、「マーチングドラム ミドリ/ハーメルン・ハーモニー」です。

クリーチャー面が3マナのブーストカードでありながら、呪文面で全体除去も行うことができます。
こういったカードを採用しておくと多人数戦ではとても助かりますね。
あと細かいところでは4コスト帯にマナブースト+マナ回収を持つカード達を採用していたり。
マナ回収は1枚差しのカードしかないデュエパーティーだとかなり助かるため、積極的に入れています。
序盤はマナブースト、マナが貯まった後はマナから必要なカードを回収したりと動きの幅がのでおすすめです。
マナブーストについてはこんなところでしょうか。
マナブーストの他に、追加で何か役割が持てないかを考えて選んでいくと良いかと思います。
防御用カード
防御用カードはこちら。

S・トリガーが14枚にニンジャ・ストライクが4枚の計18枚です。
3分の1ルールと言いつつ、別に20枚ピッタリである必要はありません。この辺は臨機応変に。
20枚近くの防御用カードを入れているので、シールドには一定の安心感があります。
デュエパーティーでは殴り合いで決着がつくことになりがちなので、シールドが強いデッキにしておくとより一層デュエパーティーを楽しめるでしょう。
採用カードについては、単体除去的なS・トリガーよりは、少しでも多くの攻撃を止められるカードを入れています。
光文明のあるデッキなので、全体タップのスパーク系呪文は入れておきたい。
あとは「アポカリプス・デイ」ですね。

光文明御用達の全体除去。デュエパーティーだと全体除去は隙あらば入れておきたい。
あとは、S・トリガーとしての性能はイマイチですが、単体除去もいくつか入っています。
これも入れる基準としては、単体除去以上の役割を持てるかどうか。
例えば単体除去でも、エレメント除去であれば相手の置物を剥がしたりできるので入れています。
DGパルテノンがまあまあ厄介なので・・・。

あとクリーチャー面に利用価値があるものは、S・トリガーとしては微妙であっても入れています。
パトファールなんかが良い例。

離れない効果をロマノグリラ0世に付与することで確実に延命したり、鬼羅丸に付与することでスピードアタッカーを剥がされることなくトドメを刺しに行けたり。
わりとロマノグリラ0世のデッキと相性良さげなカードです。
ちなみに防御用カードにニンジャ・ストライクを採用しているのは、このデッキがマナや墓地回収が得意だからです。
終盤になったらシノビを回収して相手の攻撃に備えるっていうのはよくやります。
あとはグレイトフル・ベンの効果でマナからニンジャ・ストライクを飛ばしたりとか。
わりとデッキとかみ合っているので気に入っています。
防御用カードについてもマナブーストと同じく、豊富な選択肢の中からデッキに合ったものを選んでいくと良いでしょう。
メインギミック
最後にメインギミックの紹介。

メインギミックと言うと大げさですが、つまりはロマノグリラ0世と相性良さげなカードを詰め込んでいるってことですね。
このデッキはマナを貯めて大型を出すデッキなので、メインデッキの採用カードも必然的に大型が多くなっています。
マナの数を増やすほどロマノグリラ0世で出せる範囲が広くなるので、マナを大幅に増やせるカードは優先的に採用。
あとはマナ・墓地回収で強めのやつを入れておいて、先ほどのニンジャ・ストライク回収などの動きを目指しています。
ちなみにロマノグリラ0世と相性の良いモアイランドやVANなどの大型ロッククリーチャーですが、僕の身内デュエパーティールールでは絶賛禁止カードになっています。
なので、フィニッシュとしてはロマノグリラ0世からの展開に鬼羅丸を絡めて、全体スピードアタッカーにして突撃ってことになっていますね。
そのため、S・トリガー対策として呪文封じの「奇石ミクセル/ジャミング・チャフ」や「闇鎧亜グランド・アルカディアス」も採用って流れです。
この辺は各自のデュエパーティー事情で変わってくると思うので、好きなカードを採用すれば良いと思います。
ロマノグリラ0世の踏み倒しは非常に強力ですし、好きなクリーチャーを入れて活躍させてあげやすいでしょう。
以上、ロマノグリラ0世のデッキ解説でした。
このデッキがどうこうって言うよりも、1枚差し60枚という慣れない組み方をしなくてはならないデュエパーティーにおいて、3分の1ルールという指標が出来たのは非常にありがたいことだと思っています。だいぶデッキが作りやすくなりました。
ありがとうエキサイティング・デュエパ・デッキ。あのリストはかなり参考になるので良かったら見てみてください。
今回はそんな感じで。それではまた。
他のロマノグリラデッキ紹介記事はこちら。
3分の1ルールで作るロマノグリラ0世のデュエパーティーデッキ紹介【デュエルマスターズ】
ロマノグリラ0世のデュエパーティーデッキ紹介 ①マナブーストについて【デュエルマスターズ】
ロマノグリラ0世のデュエパーティーデッキ紹介 ②防御用カードについて【デュエルマスターズ】
ロマノグリラ0世のデュエパーティーデッキ紹介 ③メインギミックについて【デュエルマスターズ】