今回はストラクチャーデッキRを3つ使ってできるデッキを紹介します。
構築済みデッキのカードのみでできるため、初心者の方におすすめとなっています。
ストラクチャーデッキRとは?
ストラクチャーデッキRとは、KONAMIから発売されている、遊戯王の構築済みデッキのことです。
構築済みデッキと言えども完成度は高く、手軽に始められるためおすすめのセットとなっています。
詳しくはこちら
→【遊戯王】初心者や復帰勢にストラクチャーデッキRをおすすめする3つの理由
今回は、ストラクチャーデッキR第6弾「闇黒の呪縛」を使ったデッキを紹介します。
「闇黒の呪縛」に収録されているカードのみ使ったデッキを紹介するので、手軽に作ることができます。
闇黒の呪縛とは?
闇黒の呪縛とは、闇属性モンスターを中心としたストラクチャーデッキです。
簡単な召喚条件で強力な手札破壊効果を持つ「闇黒の魔王ディアボロス」や相手のデッキを破壊できる各種ウイルスカードを使って戦況を有利にしていきます。
強力な耐性を持つ「闇黒の魔王ディアボロス」によるビートダウンも可能ですが、どちらかというと「闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー」やウイルスカードによる搦め手的な攻めを得意とします。
デッキリスト
まずはデッキリストを紹介します。
全て「闇黒の呪縛」に収録されているカードです。
モンスター 20
闇黒の魔王ディアボロス ×3
悪王アフリマ ×3
悪魔嬢リリス ×3
ヘル・ドラゴン ×3
ファントム・オブ・カオス ×3
クリバンデット ×2
ヘルウェイ・パトロール ×2
魔法 9
闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー ×3
闇の誘惑 ×3
手札抹殺 ×1
悪夢再び ×2
罠 12
悪のデッキ破壊ウイルス ×3
魔のデッキ破壊ウイルス ×3
闇のデッキ破壊ウイルス ×3
闇の閃光 ×3
デッキコンセプト
このデッキは「闇黒の魔王ディアボロス」を中心に攻めるデッキです。
自分のモンスターがリリースされた時に場に出せる「暗黒の魔王ディアボロス」は簡単に場に出すことができ、強力な耐性を持つことも合わさって攻めの中心にしやすいです。
「闇黒の魔王ディアボロス」以外のカードは主にウイルスカードを使いやすくするカードを選んで採用しています。
単体で多くのウイルスカードに対応するカードを選ぶことでウイルスカードの弱みであるリリースコストの厳しさを補っています。
闇黒の魔王ディアボロスについて
「闇黒の魔王ディアボロス」は自分の闇属性モンスターがリリースされた時に場に出せる効果、リリースと対象への耐性、闇属性をリリースすることでハンデスを行えます。(効果の詳しい説明についてはこちら)
まずは、このカードを場に出す手段から考えていきます。
手札か墓地から特殊召喚できるため、まずはこのカードを手札に加えるか墓地に送りましょう。
「悪王アフリマ」の効果を使うのが最も手っ取り早いです。
自身以外の闇属性をリリースすることでデッキから守備力2000以上の闇属性モンスターを手札に加えることができます。
これによってデッキから「闇黒の魔王ディアボロス」を手札に加えることができます。
「悪王アフリマ」や「闇黒の魔王ディアボロス」を手札に加えるために、このデッキには手札交換カードを多く入れています。
「闇の誘惑」や「手札抹殺」によってドローを増やし、必要なカードを手札に加えましょう。
「手札抹殺」は手札交換の他にも、ウイルスカードを使った相手にカードをドローさせる役割もあります。
「クリバンデット」を使うことで「闇黒の魔王ディアボロス」を墓地に送ることができます。
ただし展開力のあまりないこのデッキで「クリバンデット」に召喚権を使うことや、「クリバンデット」の効果を使っても確実に墓地に送れるわけではないことには注意です。
一方で、既に墓地に「闇黒の魔王ディアボロス」がある場合、「クリバンデット」のリリースによって墓地から「闇黒の魔王ディアボロス」を特殊召喚しつつ魔法・罠カードを手札に加えられるのは強力です。
基本的には「悪王アフリマ」や「闇の誘惑」によって手札に加えることがメインとなるでしょう。
暗黒世界ーシャドウ・ディストピアーについて
「闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー」がある限り、リリースのコストを相手の闇属性モンスターで肩代わりすることができます。
このカードがあるだけで「悪王アフリマ」や「悪魔嬢リリス」、「闇黒の魔王ディアボロス」、各種ウイルスカードが除去カードに変わります。
このカードを早期に発動・維持することが重要です。
「悪王アフリマ」を使うことでデッキから「闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー」を手札に加えることができます。
「闇黒の魔王ディアボロス」と同じくらい手札に加える優先度の高いカードです。こちらも「悪王アフリマ」や「闇の誘惑」で手札に加えましょう。
ウイルスカードについて
このデッキに採用しているウイルスカードは「悪のデッキ破壊ウイルス」、「魔のデッキ破壊ウイルス」、「闇のデッキ破壊ウイルス」の3種類です。
この辺りは周りの環境によって調整すると良いでしょう。守備力1500以下を破壊できる「影のデッキ破壊ウイルス」も採用候補です。
ウイルスカードを採用する時に重要なのがリリースコストに確保です。
ウイルスカードはリリースするコストが厳しいため、採用するモンスターのステータスに気を使う必要があります。
「悪のデッキ破壊ウイルス」の追加効果に対応し、「魔のデッキ破壊ウイルス」のリリースコストにも使える攻撃力2000以上のモンスターはぜひ採用したいところです。
レベル4でありながら攻撃力2000ある「ヘル・ドラゴン」は採用しておくと便利です。
「ヘル・ドラゴン」はリリース効果も持つため、「闇黒の魔王ディアボロス」との相性も良いです。
「ファントム・オブ・カオス」は墓地のモンスターのステータスをコピーできるため、多くのウイルスカードに対応させることができます。
また、効果を多く使いたい「悪王アフリマ」の効果をコピーすることで効果を使える機会を増やすことができます。
「闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー」下では相手モンスターをリリースして効果を発動することができます。
ステータスが発動させるウイルスカードの条件を満たす必要があるため少し厳しいですが、「悪のデッキ破壊ウイルス」は攻撃力3000以下とリリースできる範囲が広いです。
最もリリースできる範囲が広いですが、攻撃力2000以上のモンスターをリリースしないと結局相手に墓地肥やしをさせるだけに終わってしまう可能性が高いのは注意です。
ウイルスカードの確保については「悪魔嬢リリス」を使いましょう。
罠カードは全て3枚ずつ入れているため、欲しいカードを確実に手札に加えることができます。
相手ターンにも使えるので、相手ターンに効果を使い、自分のターンに即発動させるといったこともできます。
ウイルスカードは違う種類のものを重ねて発動させることでより強力になります。
特に、「悪のデッキ破壊ウイルス」と「闇のデッキ破壊ウイルス」を併用すれば相手のドローをほぼつぶすことができます。
「悪魔嬢リリス」による罠カードの供給でウイルスカードを連発していきましょう。
「闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー」があればリリースコストも補うことができます。
まとめ
ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛ーについてまとめてみました。
「闇黒の魔王ディアボロス」がとにかく強力です。このカードをどう場に出していくかを考えることが大事になってきます。
その横でウイルスカードの使用も考えていきましょう。「悪魔嬢リリス」という供給手段ができたことでウイルスカードが使いやすくなっています。
リリースが重いですが、それらをメリットへと変えてくれるのが「闇黒世界ーシャドウ・ディストピアー」です。このカードはデッキを回すうえで重要になってきます。
「闇黒の魔王ディアボロス」を軸にしつつ、ウイルスカードと「闇黒の魔王ディアボロス」のハンデスで相手を追い詰めていくデッキです。
単純な除去とは一味違う攻めが楽しめるデッキです。
興味のある人はぜひ組んでみて下さい。