おはようございます。しんぺいです。
今回はロマノフサインのデッキ構築の紹介です。
うまいこと最新のカードを取り入れつつ良い感じの動きができるようにバージョンアップされたので、ここらでいったん現状のデッキ構築を紹介していこうと思います。
世のロマノフサイン使いの参考になれば幸いです。
デッキレシピ
まずはデッキレシピから。
ロマノフサインはどういうデッキ?
ロマノフサインはどういうデッキかと言うと、「煉獄と魔弾の印」で「邪眼皇ロマノフⅠ世」を出すデッキです。
ロマノフⅠ世は墓地から呪文を唱えられるということで、ここからさらに復活系の呪文を唱えてアタッカー揃えて攻めていくって感じです。
ただ、「煉獄と魔弾の印」が6マナと重いのでデッキ構築には工夫が必要です。
ここでは「ルソー・モンテス/法と契約の秤」と「邪眼教皇ロマノフⅡ世」を使って遅さをカバーしています。
5マナの復活呪文で「邪眼教皇ロマノフⅡ世」を出し、墓地を貯めつつ更なる復活呪文へと繋げていきます。
この動きは3コストチャージャーを絡めることで4ターン目にできるため、ある程度遅さをカバーできますね。
この動きをメインに、復活呪文と復活させるクリーチャーにバリエーションを持たせることで良い感じに戦えるデッキ構築を目指しています。
今までの構築と比べた変化
僕はロマノフサインをちょいちょい改造しているんですが、今回の構築は今までの構築とは結構変わっています。
ちなみに過去の構築はこちら。
大きな変化としては、
- 2コスト手札交換を抜いた
- 「真邪連結バウ・M・ロマイオン」の採用
- 「超霊淵ヤバーダン・ロウ」の採用
が挙げられます。これらに着目しつつ、採用カードについて紹介していこうと思います。
各採用カードについて
ここからは採用カードについて紹介していきます。
序盤の準備をするためのカード
序盤は3コストチャージャーから動きます。
火光闇のデッキのため、5マナのカードを速く使おうとするとチャージャーに頼ることになりますね。
採用しているチャージャーは「リロード・チャージャー」と「スラッシュ・チャージャー」。
このデッキ、まずは5マナ貯めて「ルソー・モンテス/法と契約の秤」から「邪眼教皇ロマノフⅡ世」を出したいのですが、そのために必要なのは、
- 墓地に「邪眼教皇ロマノフⅡ世」を落とすこと
- 手札に「ルソー・モンテス/法と契約の秤」を持つこと
の2つです。
「リロード・チャージャー」はこのどちらもサポートしてくれるため優先度高いですね。
手札の「邪眼教皇ロマノフⅡ世」を落としつつ、「ルソー・モンテス/法と契約の秤」を手札に加える手助けをしてくれます。
5枚目以降のチャージャーとしては「スラッシュ・チャージャー」を選択しています。
デッキの上4枚から1枚落とせるので、「邪眼教皇ロマノフⅡ世」を落としに行きましょう。「リロード・チャージャー」以外のチャージャーでは最も落とせる可能性の高いチャージャーです。
正直なところ、事故率を考えるとチャージャーは10枚くらい入れたいところですが、他のカードの枠がシビアなのでチャージャーは気持ち少なめにしています。
9枚目以降を入れるのであれば、「終断γドルブロ/ボーンおどり・チャージャー」になるでしょう。
一応S・トリガーとして数えられるのがありがたい。
ただまあ、これらのチャージャーはどれも序盤にしか用が無く、マナが貯まれば特に使いたいカードでもないのでデッキ全体の中では優先度はそこまで高くありません。削るならここかなという気はしています。
以前はこの枠に2コスト手札交換を加えて3コストチャージャーをさらに少なめにしていました。「リロード・チャージャー」4枚だけとか。
順当に動ければ手札交換の回数が増えてかなり快適なのですが、順当に動けない時点で手札回しにかなり無理が生じてしまうので、今ではチャージャーを厚めにして5マナ到達できる可能性を上げています。
チャージャーで固めて気付いたのですが、5マナ貯まっても復活呪文が引けていないって時にチャージャーを使って次のターン7マナに到達させられるのは地味に助かると思いました。
7マナ貯まると多くのカードが手打ちの範囲内となるので、やりたい動きが出来ない場合でも次のターンの動きを助けてくれるのはありがたい。
最善の動きではないけれど、次善の動きとしてはまあ良いかって感じです。
同じ状況で2コスト手札交換を使っても、マナが貯まっていないせいで次のターンも動けないってことが多かったので、意外とチャージャー厚めで正解なんだと思いました。
5マナ貯まったら使いたいカード
3コストチャージャーを使った後、5マナ貯まったら使いたいカードがこちら。
5マナの復活呪文と「邪眼教皇ロマノフⅡ世」ですね。
「邪眼教皇ロマノフⅡ世」が出せれば、更なる復活呪文を唱えられるので、普通は5マナ時点だとできないような動きを続けていくことができます。
とにかくここに繋げたいので、各種カードは最大限採用。
5コスト復活呪文には「ルソー・モンテス/法と契約の秤」だけでなく「インフェルノ・サイン」も採用して5枚体制にしています。
中核となる復活呪文
「邪眼教皇ロマノフⅡ世」から繋げていきたい呪文がこちら。
このデッキの中核を担う復活呪文たちです。
6コストの復活呪文を5マナのタイミングで唱えられるのはこのロマノフサインの強みと言っていいでしょう。
まずは、火光闇と言えば定番の「灰燼と天門の儀式」。
ブロッカー付与とバトルにより、相手の攻撃を多く止められます。
このデッキだと全てのクリーチャーを復活できるのに加え、火光闇の3色でマナ基盤にもなるため一番優先して採用しています。
続いて「煉獄と魔弾の印」。
このデッキの花形ですね。「邪眼皇ロマノフⅠ世」をスピードアタッカーにして出すことができます。
この動きが出来ればロマノフⅠ世から連鎖的に復活呪文を唱えられるので、一気に攻めることができますね。
後述しますが「超霊淵ヤバーダン・ロウ」とも相性が良く、「煉獄と魔弾の印」で復活させたいクリーチャーが増えたことで安定感が増しました。
コンセプト的には4枚入れたいくらいですが、復活範囲がコスト7以下の非進化とやや狭いので3枚に抑えています。
最後に「襲来、鬼札王国!」。
こちらも「灰燼と天門の儀式」のような汎用性の高い復活呪文です。
地味に除去の選択肢が上に来ているので、鬼タイム有効であれば除去→復活の順番で解決となります。
メタクリーチャーを処理しながら復活へと繋げられるので、刺さる時はかなり心強いですね。
こちらはS・トリガーと復活呪文の水増しの意味合いが強いので、2枚採用に留めています。
これらの呪文を「邪眼教皇ロマノフⅡ世」から4ターン目に唱えることで、わりと早めに強力な動きに繋げていきます。
復活呪文で出していくカード
復活呪文で出していくカードはこちら。
「邪眼皇ロマノフⅠ世GS」はこのデッキのコンセプトですね。
「煉獄と魔弾の印」で出すことで強力なアタック時効果をすぐに使っていけます。
連鎖的に上記の他のクリーチャーを呼び出せるので、積極的に狙っていきたい。
その割に採用枚数は2枚ですが、これは「煉獄と魔弾の印」以外の復活呪文だとあまり活躍ができないから。
スピードアタッカーが付かなければあまり出す意味が無く、かえって事故要因になりかねないので、枚数は抑えて必要な時にだけ呼んでくる役回りになっています。
ちなみにGSの方を採用しているのはG・ストライクとして防御要員として数えられることと、雑な5枚落としが闇文明でないカードを落とすのに使えるからです。
このデッキには火光のロマイオンも入っているので、そちらにアクセスするためには闇をピンポイントで落とす元祖ロマノフⅠ世よりも雑に5枚落とすGSの方が助かります。
「CRYMAXジャオウガ」は定番のアタッカーですね。
相手のシールドがどれだけ多くても3枚になるので、ビートダウンには超ありがたい。
アタックするだけで相手の場と手札を削ってくれるのもシンプルに強いです。
あとは、「ルソー・モンテス/法と契約の秤」で出せるスピードアタッカーとしても数えられるのも良いですね。
ちなみに一応進化クリーチャーなので「インフェルノ・サイン」や「煉獄と魔弾の印」で出せないことには要注意。
続いて8コスト。ディスペクターを採用しています。
「聖魔連結王ドルファディロム」は説明不要のフィニッシャー。
単色デッキに強力に刺さる除去と呪文ロックが頼りになります。
「ドラゴンズ・サイン」や「ヘブンズ・ゲート」など、単色呪文にはかなり厄介なものもあるので、それらをまとめて止められるのが良いですね。
出せば簡単に勝ちを拾える場面も少なくないので、入れておきたいカードです。
2枚と少なめですが、6コスト復活呪文でしか出せないので入れ過ぎると逆に事故要因になったりします。2枚でちょうど良い感じ。
そして新しく試してみた「真邪連結バウ・M・ロマイオン」。
思ってた以上にロマノフサインと相性の良いカードです。
攻防ともにロマノフサインのスペックを大きく上げてくれたと思っています。
特に4ターン目の「ルソー・モンテス/法と契約の秤」→「邪眼教皇ロマノフⅡ世」から出せると強力です。
ロマノフⅡ世を出す動きってワンショットキルするにはかなり厳しいので、できれば次のターンに繋がる動きをしておきたいところです。
今までは「煉獄と魔弾の印」からの「邪眼皇ロマノフⅠ世」が決まればラッキーくらいで、多くは横にクリーチャーが1体追加されるくらいで終わりでした。
しかしロマイオンだとかなり安定した動きができます。
まずは登場時の呪文回収。「邪眼教皇ロマノフⅡ世」で増やした墓地の中から次のターンの攻め手となる復活呪文を確保できます。
そして自身のEXライフ耐性とそれが剥がれた場合の呪文使用。
これにより、半端な除去なら受け付けないので高確率で次のターンの攻めに参加してくれるようになります。
もし攻め込まれたとしても、唱える呪文が「灰燼と天門の儀式」や「襲来!鬼札王国」となるのでかなりの妨害を仕掛けることができます。
放っておいたら次のターンに攻められるし、攻め込まれても後続を残したり相手の攻めを止めたりできるので、攻防ともに優れた活躍を見せてくれますね。
S・トリガーの復活呪文から出す選択肢としてもかなり優秀ですし。思った以上にデッキに合ったカードとなってくれました。
その他自由枠的な扱い
その他、デッキのメインギミックに直接は絡まないけど入れておくと便利なカードがこちら。
まずは「超霊淵ヤバーダン・ロウ」。
5マナで打てる単体除去というのが良いですね。メタクリーチャーを置かれてしまったらこちらから出していくことがあります。ついでのように墓地を増やしてくれるのありがたい。
除去持ちということで、S・トリガーの復活呪文から出す選択肢としても有用です。
「灰燼と天門の儀式」で出せば最大3面止めてくれるのはさすが。
また、ハイパーモードも相性が良いです。
コスト8以下を墓地から出し、出したクリーチャーは相手プレイヤーにそのターン攻撃できます。
これがロマイオンとかなり相性良し。
ヤバーダン・ロウからロマイオンを出すことで、ロマイオンは召喚酔いのしない除去耐性持ちとなります。
そしてロマイオンは動き出せば復活呪文を手札から唱えられるので、更なる攻撃を仕掛けられますね。
ハイパーモードの種さえいれば、「煉獄と魔弾の印」からこの動きができるので強力です。
墓地を増やしながら単体除去をしてくれるということだけでも便利なのに、ハイパーモードも相性が良いのでかなり使い勝手が良かったです。
続いて「秩序の意志」。
S・バックで単体に封印ができます。
S・バックというのが重要です。
このデッキは墓地が増えていない間に攻め込まれるとS・トリガーがほとんど機能しません。
しかし「秩序の意志」があれば、シールドからめくれた大型クリーチャーを捨てて唱えることで、復活呪文の下準備をこなしつつ相手の攻撃を止めることができます。
1枚採用ではありますが、墓地を大量に増やした後でロマイオンによって回収することで使う機会は意外と用意できます。
ロマイオンで回収する呪文を復活呪文+「秩序の意志」とできればかなり安心です。
最後に「メガ・マナロック・ドラゴン」。
出せれば強い系のやつ。多色相手なら出すだけで勝ちまで見えてきます。
「煉獄と魔弾の印」で出せばマナ封じを2回飛ばせるので、多くのデッキを機能停止に追い込めますね。
4ターン目に「邪眼教皇ロマノフⅡ世」から「煉獄と魔弾の印」で「メガ・マナロック・ドラゴン」を出して終わり、みたいな勝負も少なからずあるので、僕の中では入れておけば勝ちを拾えるカード、みたいな感じになっています。そのうちプレミアム殿堂いっても驚かん。
地味に、単色相手なら「聖魔連結王ドルファディロム」、多色相手なら「メガ・マナロック・ドラゴン」と、強力なお手軽詰ませカードが2種類入っている稀有なデッキだと思います。
まとめ
ロマノフサイン2024についてでした。
今なお強化され続けるロマノフサイン。僕のお気に入りだけあって永遠に改造され続けています。
世のロマノフサイン使いの参考になったなら嬉しいです。
過去のロマノフサインはこちら。