おはようございます。しんぺいです。
ついに「銀華竜炎」が発売ですね。
【お知らせ】
いよいよ今週6月19日(金)発売!カードファイト!! ヴァンガード ブースターパック第8弾『銀華竜炎』カードリストを公開いたしました!
どのカードも要チェックです!https://t.co/IqcE0zWYc2 #ヴァンガード pic.twitter.com/5SLeG8qtcT— カードファイト!! ヴァンガード公式 (@cfvanguard_PR) June 17, 2020
カードリストも公開されてます。
というわけで今回は「銀華竜炎」の収録内容についてざっとおさらい。どのクランも結構楽しそうで良い感じ。全体的にVRが使いやすくなってる感ある。
たぶん今回一番ぶっ飛んでるかげろう
かげろうのVRは2種類あって、「ドラゴニック・オーバーロード ”The X”」と「ドラゴニック・ブレードマスター ”双焔”」ですね。2つの軸のデッキが作れるようになってます。
The Xは「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」との相性がバツグン。ジ・エンドの弱いところを全部消してきましたね。
再ライド無しでデッキからソウルにグレード3を突っ込めるというウサイン・ボルトもびっくりの速さで他のデッキを圧倒しにかかります。たぶん悠長にしてるデッキは全員やられる。僕はついてゆけるだろうか、The Xのいる世界のスピードに。
さらには「トリッドキャノン・ドラゴン」のような安定したアドバンテージ獲得手段も登場し、ヴァンガードもリアガードも隙のない仕様に。
全体的に高い水準でまとまってますし今回のトップレア間違いなしですね。
「ドラゴニック・ブレードマスター ”双焔”」も負けていません。
「ドラゴニック・ブレードマスター」の弱点であった
- 再ライドしないと効果が使えない
- 「ワイバーンストライク ギャラン」と「ワイバーンストライク ドーハ」がいないと効果が使えない
という弱点を両方とも解消しており、こちらもかなり使いやすくなっています。
「ドーハとギャランがいないと効果が使えない」というのを「ドーハとギャランが揃っているとメリットがある」という風に置き換えたのは英断でしょう。
地味に幻焔トークンとブレマス自身のパワーも確保しやすくなっており、フォースⅡを選ぶ余地が出てきているのも面白い。
こちらも先攻グレード3ライド時から効果をフルで使っていけるので、準備の出来ていない相手を轢き倒しにいくことも出来ます。
準備が出来ていない相手にはツインドライブ2回で圧倒にしにいき、相手に攻められたら返しに退却で切り返す。
割とバランスの良い戦い方ができるのではないでしょうか。
新規サポートでドーハとギャランを揃えにいくカードも増えていますし、ブレマスデッキもかなり強くなっています。
とうとうメサイアが本気出してきた感
リンクジョーカーのVRは「オルターエゴ・メサイア」。今回のリンクジョーカーはメサイア強化がメインですね。
前回のメサイアである「ハーモニクス・メサイア」がアタック終了時に解呪を行うせいで、ドライブチェックで前列にトリガーを振れない問題がありましたが、「オルターエゴ・メサイア」はアタック時解呪なのでしっかりトリガーを振れるように。これだけでもかなり大きな差がありますね。
さらには呪縛カードも安定して供給できるようになっており、盤面を絶やしにくくなっています。
リアガード自身が呪縛するカードも増えており、メサイア特有の連続攻撃が強化されているのも印象的。
特にグレード4の「創世機神 ヴォルコゲーデ」はパワー30000という破格のサイズとアタック終了時に自身を呪縛しての味方強化を持っており、パワーラインを大きく引き上げてくれる存在です。
コールできずライドもできないので他のカードとのコンボ前提ではあるものの、「オルターエゴ・メサイア」の効果で呪縛カードとして置けるほか、手札から呪縛カードに置けるカードも増えているので見た目よりは使いやすいでしょう。
メサイアデッキ自体周りとのコンボによって真価を発揮するデッキなので除去には弱いですが、「オルターエゴ・メサイア」が盤面を一気に取り返せる効果を持っているので良い感じに弱点を補っています。
「ハーモニクス・メサイア」の時に問題になっていた遅さも解消されているので、ブレマスデッキ同様使い勝手が大きく向上しているデッキとなっていますね。
不遇っぽく見えつつもなんだかんだ強そうなディメンジョンポリス
ディメンジョンポリスのVRは「大宇宙勇機 グランギャロップ」。
フタを開ければSPクランパックをほとんど鋼闘機に奪われたり、収録ユニットのほとんどが宇宙勇機ではなく次元ロボであるなど不遇さが目立ちます。
が、それはあくまで収録枠の話で、肝心の「大宇宙勇機 グランギャロップ」の効果は割と良い感じ。
自身のクリティカル数に応じたリアガード強化で、どの攻撃も通せない布陣を敷くことができます。
最大で前列のリアガードにパワー+15000、クリティカル+1をばら撒けるのが最高に豪快ですね。
ディメンジョンポリスには「プラチナム・エース」など自前でクリティカルを上げられるユニットがいるので、前列全部クリティカル3とか目指せそうなのがやばい。
個人的には序盤は「超次元ロボ ダイライナー」で準備を整えながら戦って、相手がダメージ3くらいになったら「大宇宙勇機 グランギャロップ」に乗り換えるのが面白そうだと思いました。
元々「超次元ロボ ダイライナー」のデッキではリアガードに「プラチナム・エース」とか「マスクドポリスリーダー シルバード」などのクリティカルが上がるリアガードを採用できます。
「超次元ロボ ダイライナー」で良い感じにパーツを集めつつ3点に追い込んだら「大宇宙勇機 グランギャロップ」に乗り換え。
その後は全員クリティカル3以上で突っ込んで相手にそれ以上のダメージを受けることを許さないって感じで動けると強そうだと思ったり。
実際には「大宇宙勇機 グランギャロップ」のパワーを30000以上にしつつクリティカルも4にするのはかなり難易度が高いですが、狙ってみるのも面白そう。
具体的にはフォースⅡを選んだうえで「次元ロボ ゴーバイカー」のようなヴァンガードのパワーを+10000を2枚使い、「宇宙勇機 グランボルバー」でグランギャロップのクリティカルを上げる必要があります。
ぶっちゃけ結構厳しい。が、「ツイン・オーダー」なら再ライド時タイミングであれば1枚でヴァンガードのパワーを+20000できるので、特化させればいけそうな気がしなくもない。
今までディメンジョンポリスはヴァンガードが突っ込んでくるデッキでしたが、今回でヴァンガードもリアガードも全員突っ込んでくるデッキになりましたね。恐ろしい限りです。
かなりそれっぽくまとまっているオラクルシンクタンク
オラクルシンクタンクのVRは「覇天戦神 スサノオ」。今までとはまた違った感じのデッキを組むことができます。
カードの「公開」に力を入れており、「日輪の女神 アマテラス」のような「公開」された時に効果を発揮するカードを使っていくのが特徴です。
また、「覇天戦神 スサノオ」や「神凪 クロイカヅチ」など「公開」したカードのトリガー効果を使えるものもあり、とりあえずカードを「公開」してメリットを得ていく感じになりますね。
「覇天戦神 スサノオ」は起動効果で2ドロー+トリガーとなっているのでシンプルに使いやすい。
パワーこそ低いですが、「日輪の女神 アマテラス」やトリガーによるパワーアップ込みで結構良い感じに攻められそうなのも良いですね。
リアガードも「流水の女神 イチキシマ」など自力でパワーアップするユニットもいますし、攻守ともにバランスが良さそうな感じ。
再ライドすれば「覇天戦神 スサノオ」で毎ターン3ドローできるようになりますし、止められなくなるでしょう。
しっかり手札を確保して展開し、トリガー効果でパワーアップさせる割と王道なデッキ。
詰めの手段に若干欠けるところがあるので、「神凪 ヤチマタヒコ」のガード制限は使いたいか。ノーマルユニットでしかガードできないようにさせられれば「サイレント・トム」顔負けの必殺仕事人になってくれるでしょう。
それか「ヴィクトリアス・ディアー」でクリティカルトリガーをデッキの上に仕込んでから「覇天戦神 スサノオ」で必然のダブクリをかますか。ソウルのグレード3がかなり足りなくなりそうですが、決まれば楽しいはず。
スサノオも単体で強いというよりも周りとの組み合わせで真価を発揮する感じ。でも「オルターエゴ・メサイア」みたいに単体である程度完結した強さを持ってるんで、結構使いやすいと思います。
まとめ
「銀華竜炎」の収録カードについてでした。
全体的に強そうなカードが多いですね。新弾だから当然か。
先攻初回ライド時から全力を出せるやつが増えててスピードが上がっているのを感じます。
面白そうなデッキが多いので組んでみてはいかがでしょうか。僕はオラクルシンクタンクを組むか永遠に迷っています。